カープの調子が悪いと
何もかもが調子が悪くなる気がします
テンションは下がるし
テンションが下がってくると
些細なことにイラッとしたりカチンときたりします
そして、そんな自分に自己嫌悪・・・
イカンイカン
この負の連鎖を断ち切らねば
では気を取り直して
途中まで書いてほったらかしにしてたお話の続き
ざっくりといきます
姑に
「私はなあ、あんたなんか嫁にきてもらいたくなかったんで」
と言われます
しかし、18で嫁に来たばかりのサダはこう言い返すします
「そしたらお義母さん、体にはせいぜい気をつけんと。
私は、自分を悪く言う人の面倒は見られんけん、お義母さんは起きられんようになったら、それっきりと思うてください」
この言葉、後にサダは自分の息子に言われることになるのですが・・・
収穫した麦や米を水車小屋で、精米製粉をしていたのを見たサダは閃きます
サダは実家に行き、精米所をはじめるから金をだしてくれと頼むのでした
その頼み方がまたすごい
脅しです
妹に習いものをさせて、呉服屋をよんで着物を新調する
自分にはなにもしてくれなかった
だから妹にかけたのと同じくらいの金を出してくれ
これがサダの言い分
そしてサダは精米所をはじめます
これが大当たり
近隣の人から「女太閤」とまだ言われ、新聞にまで載ります
仕事が忙しい中、サダは次々に男の子を産み続けます
すべて男の子
玉の輿で旅館の女将になった妹は女の子しかできない
苦労しらずの妹には男の子は産めない
と、心の中で妙な優越感を覚えます
気が強く、信念を曲げることなく我が道をただただ歩き続けるサダ
子供達にも自分が考えた進路を強要します
しかし、子供たちは大きくなるにつれて母の考え方に反抗します
一心に期待をかけていた長男は戦争で亡くなり
姑も亡くなります
二人が亡くなったのもサダの責任と責められます
サダは思います
でも戦争がなければ二人共死なずにすんだはずだ
戦争は誰がやっているんだ
私ではない
戦争というのは、殺し、殺されるものだ。
それを推し進めるあまえたちに、なんの罪もないのか。
死んでいった人たちへの責任はないのか。
一人だけ違うことをしている私を悪者にするのは簡単だ。
だが、ほかの全員がやっていることのほうが間違いかもしれないと、なぜ疑おうとしないのか。
私と戦争のどっちが悪いんじゃ
サダはいつも真っ直ぐです
でも、それが世間では通らない
世間とぶつかりながらも信念をつらぬきます
そんな真っ直ぐなサダはかっこいい
終戦後のサダはどう生きたかというと
子供達も自立しますは
サダは儲けたお金は子どもには残さないと
美味しいものを食べてお金を使い果たしてあの世に行きます
やっぱりサダは日本一の女です