蜂谷 涼 著
「はだか嫁」
仙石屋にこわれて五代目運平に嫁いだおしの
仙石屋の商売は
献残屋
献上品の残り物をを扱う
諸国の大名が参勤交代で国許の土産を献上
江戸市中は年がら年中献上品、贈答品があるれている
贈られた方は余分な品を献残屋に売り払う
その品を必要な人に売るという商売
こんな商売があったなんて知りませんでした
運平の母から
「あんたは、このあたしが、器量と気立てを見込んで、
嫁入り道具も持参金もいらぬ、
丸々のはだかできておくれ」
とくどかれて嫁にきたのだ
舅も姑もいいのだが
肝心の夫の運平はダメダメ亭主
外におんなをつくり子どもまでつくる始末
おしのは子どもを産めなかった
姑は息子が外でつくったこどもを引き取り
おしのが育てることに
運平は勘当
この孫が6代目になるまでこの店をまもってくれと頼まれるおしの
おしのさん、素敵な女性です
あこがれます
女主人として迷いながら、悩みながらも成長していく姿がすがすがしい
頑張りすぎていますよ~
と声をかけたくなるくらい
この続き
読編
「紅ぎらい」
も読まなくっちゃ
しかし、時代小説、本当に好きだわ