梶 よう子著
「柿のへた」
御薬園同心水上草介
小石川御薬園で御薬園の同心として働いている
ここでは、薬草栽培や、御城で賄う生薬の精製をしている
ここの管理をするのが仕事
同心と言っても、全く刀は使えない
しかし、植物のへの愛情もその造詣も深い
今でいう、草食系男子!
草介は見た目もひょろっとしていて、のんびりしているので
水草さまなどと呼ばれている
その草介の上司の娘が千歳
彼女は、ポニーテールのような若衆髷に結い、袴姿で剣術道場に通うお転婆
この二人が中心に色んなことが起こる
それを、さらっと解決する草介
この本、何がいいかというと
とても優しい
読んでいて、癒されるんですね
そして、植物好きにはたまらない本かもしれません
ちなみにこの小石川御薬園は、今は、通称小石川植物園
正式名は
東京大学大学院理学系研究科付属植物園
国の名勝および史跡に指定されているそうです
いつか上京した時には行ってみたいと思います
タイムスリップして、草介さんに会えたらいいな