エッセイばかりで、小説を読まずじまいで終わりそうだった今年。
ここにきて、読みました、この一冊。
吉田修一著
朝日新聞の夕刊に連載されていたそうです。
我が家、朝日なのですが、夕刊をとってないので、知りませんでした。
夕刊と言えば、鹿児島の南日本新聞社、夕刊を休刊するそうです。
採算がとれないとか。
不景気だし、最新のニュースはネットで知ることができますからね。
でも、やっぱり新聞には新聞のよさがありますけどね~。
話がそれました。
この本、420ページ。
手に取ると、結構厚い。
でも、読み飛ばすこともなく、一気に読み終えました。
吉田修一さんって長崎出身。
舞台は、長崎、佐賀、福岡。
会話はすべて、方言。
ハッピーエンド好きな私。
だんだん感情移入していく青年は、殺人犯。
ハッピーエンドはあり得ないんですね。
それでも最後まで、読めたのは、
青年を育てた祖母の気丈さ。
殺された女性の父親の再生があったからです。
前半は、サスペンス。
後半は、純愛。
泣けます。
読み終えて、じゃあ誰が
「悪人」?
と、自問自答。
「・・・・・・」
お正月にでも、ゆっくり読んでみてください。
おすすめです。
今日の私の小さな幸せ
で、西田敏行とタメはれるくらい泣いたわ~。
当然連載なんて知るよしもなし。
っていばってどうする。(笑)
tamiしゃんのPCが見~えたっ!
きょうは朗読、頑張ってね。
数年前、こちらの地方紙も合併して一社になりました。
地方紙って面白いんですけどね。
わたしも小説を読んでいて犯人に同情して誰が悪いのかと考える事があります。
でも、実際の事件は「あんたが一番悪い」って言いたくなるものばかりですね。
誰でもいい・・・なんて最低ですよね。
お正月休みは長いみたいだからゆっくり本を読むのもいいですね。
ほんとうに小説も実生活も 終わりはハッピーてのがいいわね
でも この本はおすすめなのね
そう言われると 読まない訳にゃいかんなぁ・・
こんばんは。
私の写真の細部まで、いつも見てくれる大ちゃんまま。
今日の写真もよ~く見て。
お花の方じゃない写真ね。(笑)
今日、老健施設で、紙芝居ないって言ったら、友達が「しじみじる~♪」歌えばって言ったのよって言ったら、受けてましたよ~。
こんばんは。
そうそうあの「誰でもよかった!」っていうのは、許せませんね。
殺人犯に同情してしまうと、読み進めるのがつらくなります。
やっぱり、どんな事情があっても人の命を奪っていいはずがないですからね。
これから、裁判員に選ばれたりして、こういう事件も色んな目で見なければならなくなりますね。
こんばんは。
この本、難しい言葉や説明が全然ないから、読みやすいの。
本当に、身近にいる人が描かれている。
これ、テレビか、映画になるような気がする。
で、じゃあ、誰が?
って想像するのも結構面白いわよ。