上橋菜穂子著
「香君」 上
西から来た少女
「香君」下
遥かな道
「精霊の守り人」「鹿の王」の著者
奇跡の稲オアレ苗で帝国を築き上げたウマール人
香りで万象を知る活神「香君」
そこにひとりの少女が・・・
その名はアイシャ
彼女は並外れた嗅覚の持ち主
人の発する匂いだけでなく植物の香りからも気持ちを感じることができる
ファンタジーではあるのですが、本当に存在するかのような錯覚を覚えます
下巻は一気読みしました
著者のあとがきに
この物語には、私が知って驚いた、植物と虫たち、
微生物たちとのやりとりで満ちている世界と、
私たちには聞こえぬ「香りの声」への思いがつまっています。
と、あります
想像力をかきたてられるとても面白い小説です
只、私の苦手とするカタカナ名には少々手こずりましたが・・・
あ、それと虫が苦手な人はちょっとかな
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