田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで」(NHKプラス)

2023-02-28 00:02:37 | テレビ

 バブル真っ盛りの昭和63年。日々、生きずらさを感じるOLのサエ(福本莉子)は、ひょんなことからパラレルワールド「令和」に迷い込んでしまう。

 きれいで住みやすい街、他人を思いやる人々。サエにとっては夢のような世界だが、人々の目線はスマホに釘づけ。ところが、退屈する子どものために歌ったピンクレディーの「透明人間」がSNSでバズった! サエは嫌いだった昭和歌謡を武器に、人間関係が希薄な「令和」を変えていくが…。

 令和の演劇青年に浅香航大、サエの母に斉藤由貴、サエをパラレルワールドに誘う謎の男に塚本晋也。

 登場する曲は、「プレイバックPart2」「銀座の恋の物語」「ロンリー・チャップリン」「時代」「TOKIO」「待つわ」『DOWNTOWN』「赤いスイートピー」「流星」「春一番」「チャコの海岸物語」、そして「また逢う日まで」。全部口ずさめた…。

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『映画の森』「2023年 2月の映画」

2023-02-27 07:03:44 | 映画の森

共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)2月27日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2023年2月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。

舞台は1920年代のハリウッド黄金時代
『バビロン』☆☆☆

映画や映画館に対する愛があふれる
『銀平町シネマブルース』☆☆☆

アイデア勝負のワンシチュエーション
『#マンホール』☆☆☆

“新しい親”を探す父と息子
『いつかの君にもわかること』☆☆☆

“命の値段” について問い掛ける
『ワース 命の値段』☆☆☆

クリックで拡大↓

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「BSシネマ」『乱』

2023-02-27 06:30:33 | ブラウン管の映画館

『乱』(85)

『影武者』に比べると黒澤自身が楽しみながら撮っているように思える
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9d0a0c37c38bf8d3929daa77454c3293

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ビデオ通話で西部劇談議『ワイオミング』

2023-02-26 19:17:41 | 駅馬車の会 西部劇Zoomミーティング

 今回のお題は、マウンテンマン(原題)と呼ばれる、1810年から40年代初めまでにロッキー山脈を徘徊していた罠猟師・探検家の姿を描いた『ワイオミング』(80)

 風景描写が素晴らしく、チャールトン・ヘストンとブライアン・キースのコンビがなかなか面白いが、映画全体の出来は今一つ。

 

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fc251be307a0f61cbd7c5767eb8ad052

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カブトムシ伝説 Live

2023-02-25 13:20:52 | ビートルズ

 昨年末の蒲田温泉ライブに続いて、自由が丘ひかり街(昔、この近くに「自由ヶ丘武蔵野推理劇場」という映画館があった)のマッカートニーというライブハウスで行われた「直訳ロッカー王様ライブ 自由が丘in McCrtney」カブトムシ伝説 Liveを聴きに行った。2月25日はジョージ・ハリスンの誕生日ということで、彼の曲も演奏された。

1部「永沼ッカートニー忠明 ソロライブ」
「アイ・ウィル」「レディ・マドンナ」「アナザー・デイ」「ユア・マザー・シュッド・ノウ」「フール・オン・ザ・ヒル」「サムシング」「ギブ・ミー・ラブ」…

2部「王様 ひとりライブ」
ヴァン・ヘイレンの「ピョン(ジャンプ)」、ディープパープルの「燃えろ(バーン)」「高速道路の星(ハイウエー・スター)」「湖上の煙(スモーク・オン・ザ・ウォーター)」ジョージの「諸行無常(オール・シングス・マスト・パス)」…

3部、ドラムのキンちゃんを加えての「カブトムシ伝説 トリオバンドライブ」
「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」「ヒア・カム・ザ・サン(陽)」「ボーイズ」「マネー」「レット・イット・ビー」「デイジー・ミス・リジ―」「ツイスト・アンド・シャウト」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」…

 途中、店のママがメアリー・ホプキンの「グッドバイ」を歌い、女性定員(演歌歌手?)が「イエロー・サブマリン音頭」を歌うサービスもあり。ママは「レット・イット・ビー」の時はピアノも弾いていた。どちらもお上手でした。

 2時間余り、大いに楽しませていただきました。


蒲田温泉ライブ「王様」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a1c12e4cba9402a1aecba2e7b6eb11e5

自由ヶ丘武蔵野推理劇場
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f649c3c1d9c6cec4d8d6fc9abedca516
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b292f200ad477f62560cd87d5db070a1

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【ほぼ週刊映画コラム】『エンパイア・オブ・ライト』『ワース 命の値段』

2023-02-24 10:14:28 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
映画を媒介として80年代初頭を表した『エンパイア・オブ・ライト』
9.11事件後の真実に驚かされる『ワース 命の値段』

 

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1374458

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「午後のロードショー」『ゼロ・グラビティ』

2023-02-23 06:45:22 | ブラウン管の映画館

『ゼロ・グラビティ』(13)

BSシネマ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/47804850879ea86b0fe357e2238a6ec5

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「BSシネマ」『オーシャンズ11』

2023-02-22 06:22:45 | ブラウン管の映画館

『オーシャンズ11』(01)

「午後のロードショー」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/882d6d789e4c465515659b9a07706e64

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『銀河鉄道999』

2023-02-21 08:58:09 | 映画いろいろ

 松本零士の最初のイメージは、少年マガジンに連載され、四畳半漫画と呼ばれた『男おいどん』だった。その人が『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』で、華麗に変身した時は驚いたものだった。

『銀河鉄道999』(79)(1983.3.27.)

 先日、「NHK特集 ジョバンニの銀河1983」を見た際に、宮沢賢治の世界をあんなふうに映像化できるのかと思い、だとすれば、このアニメ映画も、形を変えた賢治の世界の映像化なのかもしれないという気がしたので、ビデオで見てみた。

 そして、大満足とはいかないものの、ただのミーハーアニメではないことを思い知らされた。そこには、少年(星野鉄郎)の大人への成長、あるいは、人間本来の姿とは? 生と死とは? といった、少々哲学っぽい命題が描かれていたのである。

 これは、監修に市川崑、監督にりんたろう、脚本に石森史郎を用いた点も大きかったのだろうが、同じ原作者(松本零士)の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのように、死や戦争を美化し、“さらば”を連発して、商魂のたくましさを発揮するものとは根本から違うのだという気がする。

 まあ、そうした対照的な2作を、同じ原作者が生み出しているというのも、人間の二面性を見るようで面白いのだが。


【今の一言】ゴダイゴのテーマ曲はいまさらながら名曲だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=uTqUiqszKAg

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「BSシネマ」『テルマエ・ロマエ』

2023-02-21 06:30:57 | ブラウン管の映画館

『テルマエ・ロマエ』(12)(2012.5.4.MOVIX亀有)

 生真面目な性格から時代の変化に合わず、仕事を失ってしまった古代ローマ帝国の浴場設計技師・ルシウス(阿部寛)は、ひょんなことから日本の銭湯にタイムスリップ。“平たい顔族(=日本人)”の風呂文化に衝撃を受け、そのアイデアを古代ローマに持ち帰り、一躍有名になるが…。

 原作はヤマザキマリの人気コミック。ウォシュレットなど、カルチャーギャップの描写がなかなか面白い。

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