『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』のコニー・ニールセンにインタビュー。折よく。東京ミッドタウン日比谷アトリウム B1で『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』衣装展をやっていた。ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャーが本編で着用した衣装を展示していた。
日比谷シャンテでは「ゴジラ・ストア 日比谷シャンテ出張所」が開催され、「ゴジラポスター展」も併設されていた。
『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』のコニー・ニールセンにインタビュー。折よく。東京ミッドタウン日比谷アトリウム B1で『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』衣装展をやっていた。ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャーが本編で着用した衣装を展示していた。
日比谷シャンテでは「ゴジラ・ストア 日比谷シャンテ出張所」が開催され、「ゴジラポスター展」も併設されていた。
第37回東京国際映画祭2024が開幕。オープニングは白石和彌監督の集団抗争時代劇『十一人の賊軍』、クロージングは今年生誕100年を迎えたマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた『マルチェロ・ミオ』。ナビゲーターは菊地凛子。
ドラマ「池中玄太80キロ」の主人公・玄太(西田敏行)は大京通信社写真部の「大京グラフ」に所属しているという設定だった。で、その通信社の外観がたびたび映るのだが、これが実は虎ノ門の旧共同通信社のビルだったのだ。その系列会社で仕事をするようになった時、あれ、この建物どこかで見たことがあるとぞと思って考えてみたら玄太で出会っていたのだ。今は本社は汐留に移転したが、共同通信会館という名前で同じ場所に残っている。
最近では、土屋太鳳、竹内涼真共演の『青空エール』(16)や林遣都、小松菜奈共演の『恋する寄生虫』(21)でロケに使われたらしい。どちらも未見なので、いつか見てみようと思う。
「出没!アド街ック天国」「~葛飾 水元公園~」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b5d6bfe36e17c3a40689d54542c7bf97
「らんまん」水元周遊
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9e33d60228e3e4c20aba31a37503d339
水元公園とは逆方向のウォーキングコースである東京理科大の横にある葛飾にいじゅくみらい公園に変わったオブジェがある。
これは「地球釜」と呼ばれるパルプの製造や古紙を再利用する際に使用された鉄製の釜。かつて同地にあった三菱製紙中川工場で使用されていたものが展示されているのだ。何だかSF映画に出てきそうな代物だ。
ウォーキングコースである水元公園の近くにある「業平山 南蔵院」は、『伊勢物語』で知られる平安時代の歌人、在原業平ゆかりの寺院。ここの境内にある「しばられ地蔵」は、荒縄で地蔵を縛ることで願いをかなえてもらうという珍しい信仰。その由来とされるのが、江戸・享保時代の南町奉行・大岡越前守忠相の裁きを描いた説話集『大岡政談』に収められた「縛られ地蔵」の話だ。
日本橋の呉服商の手代が荷車に反物を積んで南蔵院の前で休んでいたが、うっかりそのまま居眠りをしてしまった。起きると荷車ごと反物が盗まれていた。奉行所に訴え出ると、町奉行・大岡越前は「門前にいながら、盗人の所業を一部始終見ていただけの地蔵も同罪である。引っ立てよ」と命じる。そして地蔵は縄を掛けられて市中引き回しの上、南町奉行所に連れてこられた。
あまりにも不思議な裁きであったため、多くの人々が地蔵の後を追って、奉行所の中に入ってきてしまった。すると越前は門を閉じ、「奉行所に勝手に入るとは不届き千万。科料として各人反物を一反差し出すこと」と野次馬に命じた。そうして集められた反物を手代に見せると、その中に盗まれた反物が混ざっていた。奉行はそれを出した者を割り出すと、その背後にあった盗賊団も一網打尽にしたという。
この話は講談やドラマになっているが、自分が知ったのは加藤剛主演の「大岡越前」内のエピソードの一つとしてだった。その頃はまさか自分が「しばられ地蔵」の近くに住むことになろうとは思ってもみなかった。ちなみに地蔵の縄は毎年大みそかに一度解かれる。
運動不足解消のため、近くの水元公園まで朝のウォーキングを始めた。公園の入口近くに芝木好子の『葛飾の女』の碑がある。この小説は映画化されていないようだが、芝木の『洲崎パラダイス』は、川島雄三監督の『洲崎パラダイス赤信号』(56)として映画化されてる。
『洲崎パラダイス赤信号』 『不滅の熱球』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/33a4f39bddab5ed36300f8e8b0f76ec3
水元公園
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b5d6bfe36e17c3a40689d54542c7bf97
取材で池袋を訪れ、時間潰しに「ジュンク堂書店 池袋本店」に立ち寄った。 次々に大型書店が閉店する中、地下1階から9階まで、ビルが丸ごと書店という造りが健在なのは素晴らしい。近くには三省堂もあった。意外に池袋は本どころなのか。
ちょうど「生誕90周年記念展示 横山光輝の世界」というのをやっていた。『三国志』『鉄人28号』『伊賀の影丸』『バビル2世』『忍法十番勝負』など懐かしい復刻コミックが並んでいた。
「八重洲ブックセンター」閉店
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/11de80556dde9b60c8e01d770fc00621
六本木では「ポール・マッカートニー写真展 PAUL McCARTNEY Photographs 1963-64 Eyes of the Storm」をやっているが、入場料が高いので、多分見に行かないだろう。
1日目は上越新幹線「たにがわ」で上毛高原へ。そこからバスで尾瀬戸倉へ行き、バスを乗り換えて鳩待峠着。山の鼻→牛首分岐→竜宮→見晴という行程。弥四郎小屋に泊まった。
2日目は小屋を出て、見晴→沼尻→尾瀬沼→小淵沢田代分岐→沼山峠を歩き、バスで会津高原尾瀬口まで行き、野岩鉄道で新藤原、そこで乗り換えて下今市まで行き、スペーシアXで北千住まで帰って来た。
尾瀬は木道が有名だが、実は結構アップダウンがあり、石がごろごろしている沢のような所もあって難渋した。山慣れした妻も「尾瀬には天国と地獄がある」と言っていた。2日間で20キロ以上。われながらよく歩いた。
高校生の頃、学校で『特別天然記念物 尾瀬』(62)という学習研究社製作の記録映画を見た覚えがある。最近では、尾瀬国立公園で活躍し、荷物を担いで歩いて山小屋に運ぶ2人の歩荷(ぼっか)に密着した韓国のドキュメンタリー映画『幸福の速度』(21)があるそうだ。
妻と共に長野県随一の景勝地・上高地を訪れた。芥川龍之介の『河童』で知られる河童橋から見る穂高連峰と焼岳は圧巻の美しさ。これなら確かに人が集まるはずと納得。
初日はその河童橋から、井上靖原作の『氷壁』(58)に登場する徳澤園まで歩き、2日目は大正池から河童橋まで歩いた。幸い晴天に恵まれ、いい気分転換になった。梓川の清流を見ながら、同じく長野県の安曇野でロケされた黒澤明監督『夢』(90)の「水車のある村」のことを思い出した。
ここらは国立公園だから、映画のロケもはばかられるのか、絶景の割にロケされた映画はあまり多くないようだ。ちょっと調べてみたら、小栗旬主演の『岳-ガク』(11)のほかに、なぜか日米合作の特撮映画『極底探検船ポーラーボーラ』(77)、古くは日独合作の『新しき土』(37)がロケリストの中にあった。
国立映画アーカイブで、企画展「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」を見た。
2024年は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える。それを記念して、撮影所システムの下、各社が映画作品を量産していた1950年代から60年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰する、というもの。
楽譜、著書、関連書籍、ポスターなどが展示されていたが、どうにも展示にまとまりがなく見ずらい。曲を聴けるコーナーもあったが、タッチパネルで選んで聴くことができず、ただ流しているだけ…。せっかくの企画なのにもったいない感じがした。