田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「SHOGUN 将軍」ゴールデングローブ賞4冠受賞記念 浅野忠信緊急会見

2025-01-13 20:02:18 | テレビ

 「SHOGUN 将軍」ゴールデングローブ賞4冠受賞記念 緊急会見が、13日、東京都内で行われ、樫木藪重役で助演男優賞を受賞した浅野忠信が登壇した。

浅野忠信ゴールデングローブ賞受賞の瞬間は「すいません、ハリソンさん!」
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1459491#google_vignette


「SHOGUN 将軍」がエミー賞の18部門で受賞
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0031ba3671f214f90cf6daf1ef0d3dd8

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~」ビビアン・リー 「没後10年 高倉健にあいたい」 「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」犬神家の一族~エンターテインメントの革命児たち~

2025-01-05 15:21:27 | テレビ

年末年始に見たNHKの映画関連ドキュメンタリー。

「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~」ビビアン・リー 愛に芝居に…燃え尽きるまで(2024.12.26.)

 

 「私は女優になりたいの。大女優に」演技の勉強もしていない学生のビビアン・リーは、こう言い放った。以降、女優の道をまい進。そして『風と共に去りぬ』(39)のスカーレット役を勝ち取る。役を生きるかのように演じ切り、アカデミー賞を受賞。私生活でも憧れの俳優ローレンス・オリビエと結婚するなど順調な人生を歩む。しかし何を演じてもスカーレットと言われ、思い悩むうちに精神を病んでしまう。そんな時に『欲望という名の電車』(51)で身を削るようなハードなブランチ役と巡り会うが…。


「没後10年 高倉健にあいたい」(2024.12.29.)

 高倉健没後10年の2024年。健さんをよく知る人々とのエピソードや生前の映像、言葉から、“日本一愛された男”の素顔を浮き彫りにしていく。出演は、山田洋次監督、佐藤浩市、武田鉄矢らかつての共演者たち。彼らが健さんから継承したものとは? 唯一無二のスタイルを作り出した高倉健が愛された理由を探っていく。

「没後10年高倉健の世界」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/61665843deec91d685ed38707ecc65cd

『任侠映画のスターたち』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/85483d84925a696f8b433dd5ed395419


「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」「犬神家の一族~エンターテインメントの革命児たち~」(2025.1.5.)

 映画『犬神家の一族』(76)誕生の舞台裏に迫る。おどろおどろしいマスク姿の佐清、せい惨な連続殺人、それにまつわる数々の謎をとぼけた表情で推理する名探偵・金田一耕助の物語は、日本中に強烈なインパクトを与えた。

 だが、映画製作の舞台裏には、日本のエンターテインメント界に革命を起こそうとした男たちの野心があった。映画未経験の出版社の若き社長・角川春樹&鬼才・市川崑監督、金田一役の石坂浩二の知られざる物語。

『犬神家の一族』4K修復版
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8a3ea11048287138d4a7de3d9183c507

市川崑は文芸映画の監督でもあった
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1c70eff55ee456f1dbeebf39ec5e6913

「悪魔が来りて笛を吹く」と角川映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd4ce566775e74e9d01cead0bff8b4d0

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「二百三高地 愛は死にますか」永島敏行 その1

2024-12-22 09:35:27 | テレビ

「二百三高地 愛は死にますか」(81)

 全8話の超大作ドラマ。その分、映画よりも細かいエピソードが描かれている。映画は伊豆大島でロケをしたが、ドラマは改めて御殿場でロケをしたとのこと。

 (主なキャスト。映画→ドラマ)、小賀武志(あおい輝彦→永島敏行=映画では乃木の次男・保典役)、佐知(夏目雅子→坂口良子)、牛若(佐藤允→橋本功)、九市(新沼謙治→山田隆夫)、米川(長谷川明男→山本亘)、梅谷(湯原昌幸→水森コウ太)、乃木希典(仲代達矢→田村高廣)、児玉源太郎(丹波哲郎→近藤洋介)、伊藤博文(森繫久彌→小沢栄太郎)明治天皇(三船敏郎→市川染五郎)。監督・舛田利雄ほか。テーマ曲は映画と同じくさだまさしの「防人の詩」。


『二百三高地』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/eaff362f2d6b326522d6cdc4d3c0bc84

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」Season2(NHK)

2024-12-19 23:00:58 | テレビ

「鉄人をひろったよ」
 ある日、初老の男(風間杜夫)が通りがかりに助けた男から渡されたのは、巨大ロボットの操縦機だった。突然、SF世界に飛び込んだ男の選択は…?

「マイシェルター」
 マイホームを建てる夢を持った平凡なサラリーマン(浜野謙太)にセールスマン(田辺誠一)がシェルター建築を持ちかける。その話をきっかけに男が描いた未来像とは。

「アン子 大いに怒る」 
 中学生のアン子(新井美羽)の周りでは最近すこし不思議な現象が起きていた。そんな中、お人好しな父親(皆川猿時)が詐欺に引っかかった事を知ったアン子が大活躍!?

「3万3千平米」 
 夢のマイホーム建築まであと一歩。土地の下見を入念に繰り返す男(山寺宏一)のもとに突然現れた怪しい男(劇団ひとり)から持ちかけられたのは土地の“売却”依頼だった。

「あいつのタイムマシン」
 少年時代にタイムマシンを作る事を目標にした鉄夫(奥野瑛太)と正男(渡辺大知)。大人になってもいまだ実現を諦めない鉄夫が、その果てにたどり着いた驚くべき手段とは。

「じじぬき」
 絵に描いたような頑固な老人(泉谷しげる)。次第に周囲の人間を遠ざけ、遠ざけられる様になった老人が、死後の世界から見た景色とは果たして。

「旅人還る」森山未來
 地球を出発してからの時間も分からなくなるほど、ただ一人宇宙を漂った男(森山未來)。押し寄せる過去の記憶、その先に辿り着いた場所は。

「いけにえ」
 おととしに突然現れた宇宙船が居座り続けて、もはや日常となった頃、一人の平凡な男(一ノ瀬ワタル)の周辺が突然慌ただしくなり、そして知らされた宇宙人の目的とは?


「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/680ebec317472b25941368c1b79dc25a

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「題名のない音楽会」公開収録

2024-11-20 08:58:37 | テレビ

「題名のない音楽会」公開収録(2024.11.18.東京文化会館)

司会:石丸幹二、武内絵美
指揮:田中祐子、東京フィルハーモニー交響楽団

「クリスマス特集」
Cocomi(フルート)、カニササレアヤコ(笙)

「ミュージカル特集」
井上芳雄、屋比久知奈

人柄がにじみ出るような、石丸と竹内アナの歌と司会がなかなかよかった。


【インタビュー】『太陽とボレロ』石丸幹二
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/92d107c8df1a9851a1400808a0f38f57

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田敏行 テレビドラマ編

2024-10-18 13:22:39 | テレビ

ほかにもたくさんあるが…

「新・坊っちゃん」(75・NHK)山嵐

 


「花神」(77・NHK) 山県狂介(有朋)


「特捜最前線」(77~79・テレ朝)高杉刑事

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dea024affe314f5c4d79a4d487ceaa11


「西遊記」(78・日テレ)猪八戒


「雲を翔びこせ」(78・TBS)渋沢栄一


「風の隼人」(79・NHK)益満休之助

 西田敏行演じる益満休之助の死にざまが印象的。ちょっとNHKのこの時代劇枠を見直した。そういえば、昔は同じ枠で「天下御免」や「男は度胸」なんていう、面白い時代劇があったなあ。


「あめりか物語」(79・NHK)熊谷武平

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f08d0463e1f7b6f0ddd6f2cad6881ca6


「おんな太閤記(81・NHK) 豊臣秀吉

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd48040596c8f8369e87aacd6bab7ccf


「西田敏行の泣いてたまるか」(86-87・TBS)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/86bb61adf214107c6e1f97f5017351f9


「山河燃ゆ」(84・NHK)天羽忠


「武田信玄」(88・NHK) 山本勘助


「翔ぶが如く」(90・NHK)西郷隆盛


「八代将軍吉宗」(95・NHK)徳川吉宗


「タイガー&ドラゴン」(05・TBS)林屋亭どん兵衛(谷中正吉)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a01a52ca02cc37e7037ccc238558147


「功名が辻」(06・NHK)徳川家康

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ba5d9f683de30db6e17935e7373e0850


「オリエント急行殺人事件」(15・フジ)三木武一

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/324327eaca66959815ccd751b487ae1f


「西郷どん」(18・NHK)ナレーション/西郷菊次郎


「鎌倉殿の13人」(22・NHK)後白河法皇

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d1c36450859482d0466097e0b3b053b3


「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」(24・TBS)小村二朗

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/47bbb1770d0d9f3ec94a6c1bb531a598

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田敏行「淋しいのはお前だけじゃない」

2024-10-18 00:43:45 | テレビ

「淋しいのはお前だけじゃない」(82)(1982.6.4.)

 「港町純情シネマ」の名コンビ、脚本・市川森一、主演・西田敏行の復活である。前作は映画に対する思い入れやパロディに満ちあふれていたが、今回は旅芸人あるいは大衆演劇に対するものになっている。

 相変わらず見事な味を出す沼田薫役の西田敏行をはじめ、多彩な出演者が楽しませてくれるし、いかにも現代的なサラ金地獄を描きながら、どのように大衆演劇への思いを絡めていくのか、とても興味深いものがある。

最終回(1982.8.27.)

 最近、唯一見続けていたドラマが終わってしまった。旅芸人あるいは大衆演劇に対する思い入れに、サラ金地獄という現代的な悲劇を盛り込み、現実と夢の世界が交錯する市川森一独自の世界が展開していく。

 前作の映画同様、毎回、実に見事にドラマと大衆演劇を組み合わせるものだから、見ているわれわれはあぜんとするばかり。

 タイトル通りに、ただ借金に追われているというつながりだけの、バラバラな者たちが、寄り集まって、助け合いながら、連帯感を持つまでになっていくところが実にいい。

 仕事や生活に追われ、生きがいなど考えられない現代人の典型を描きながら、その一方で、夢のような役者としての生活を描くという展開が功を奏している。

 山田太一ほどリアルではなく、倉本聰ほどの癖もないが、市川森一の独特の世界も、彼らに勝るとも劣らない。

 現代は、人間らしく生きるにはあまりにもつらい世の中。従って、誰もが多かれ少なかれ寂しい思いをしているはずだ。それでも生きていかねばならないのだから、なるほど、淋しいのは俺だけじゃないか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田敏行「サンキュー先生」

2024-10-18 00:30:11 | テレビ

「サンキュー先生」(80~81)(1980.9.8.)

 金八先生(武田鉄矢)、熱中先生(水谷豊)に続いて、西田敏行のサンキュー(産休)石松鈍器先生が登場。とにかくこの人が出てくると、何ともいえないいい雰囲気が醸し出され、ドラマの内容よりもこの人の個性に圧倒される。

 まだ始まったばかりなので、今後の展開は分からないが、今の小学生はこんなに陰険ないじめ方をするのかと目を疑ってしまう。恐らく、この陰険ないじめっ子たちがサンキュー先生によって変わっていくのだろう。

 あのニヒルな成田三樹夫が「探偵物語」にも増して三枚目ぶりを披露している。脚本・池田一朗。

最終回(1981.3.23.)

 短い間だったが、西田敏行演じる石松鈍器先生に、いろいろなことを教えられた。あの陰険だったデブの近藤をはじめとする生徒たちが変化していく姿は、ドラマの中だけで終わってほしくない。校内暴力など、こんな教師がいれば起こり得ないと思うからだ。生徒と本気でぶつかり、悩みながらともに成長していく。それが教師本来の姿ではないのか。

 きっと今の教師たちは、このドラマの校長(藤岡琢也)や教頭(成田三樹夫)のような態度で生徒たちと接しているのではないのか。石松先生のような教師が珍しいもの、ドラマの中でのこととしか映らないようでは、いつまでたっても校内暴力などなくなりはしないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田敏行「港町純情シネマ」

2024-10-18 00:13:58 | テレビ

「港町純情シネマ」(80)(1980.5.28.)

 市川森一脚本の何とも楽しみなドラマが始まった。毎回ドラマの中に、照れも恥じらいもなく堂々と映画のパロディがあふれる(『地獄の黙示録』『トム・ホーン』『影武者』『復活の日』…)。

 出演者は、主人公・猿田禄郎役の西田敏行、父親役の室田日出男、妹役の森下愛子の珍妙な親子、木の実ナナのホステス、岸部一徳のキャバレーの店長兼痴漢、柴俊夫のやくざ、伊藤蘭のモギリ嬢、北林谷栄のいつものおばあちゃん、原保美の映画狂のセールスマン…。

 皆適役であり、妙演を披露する。これからどんなパロディが飛び出すのか、楽しみで仕方がない。

【後記】室田日出男が今度は大麻で捕まった。前の「祭りばやしが聞こえる」「黄金の日日」のように、このドラマからも消されてしまうのだろう。何とも残念だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田敏行「池中玄太80キロ」

2024-10-18 00:03:53 | テレビ

「池中玄太80キロ」(80)(1980.5.26.)

 西田敏行主演のアットホームコメディ。編集長役の長門裕之や同僚カメラマン役の三浦洋一、坂口良子らとのコミカルなやり取りや、血のつながらない子どもたちとのちぐはぐさが、何ともいえないいい味になっている。

 毎回、後半にちょっとホロリとさせる場面が用意されており、その辺りに、かつて石立鉄男主演の一連のホームドラマを手掛けた松木ひろしの脚本のうまさが出ている。

「池中玄太80キロパートⅡ」(81)(1981.8.29.)

 ついに玄太が終わってしまった。最近テレビ離れのきらいがある自分にとって、唯一毎週欠かさず見ていたドラマだった。前作の気を持たせた終わり方からして、きっと続編ができるだろうとは思っていたが、まさかこれほど夢中になるとは思ってもみなかった。

 とにかく西田敏行が素晴らしいのである。そのがむしゃらぶり、ユーモアとペーソス、彼の人柄もあるのだろうが、何とも温かいのである。それに加え、長門裕之、三浦洋一、坂口良子、三人の娘たちから脇の脇に至るまで、皆愛すべき人物なのだからどうしょうもない。

 実際、血もつながっていない子どもを三人も実の親以上の愛情を持って育てるというストーリーは現実離れをしているのだが、その中から親子というものについて改めて考えさせられた。

 特に深刻ぶるわけでもなく、笑っているうちに、ふと、こんなことは俺んちにもあるなあという感じなのである。一見、ドタバタと落ち着きのないドラマのように見えるが、テーマがしっかりしていたということなのだろう。

 また、玄太が特にかっこいいわけでもなく、ドジで無類のお人好しで、今時天然記念物みたいなやつだから、どうしても毎週見守ってやりたいような気にさせられてしまったのだ。

 そして、味気ない毎日を送っている自分にとって、この土曜の夜9時という時間だけは、穏やかな気分でいられたような気がする。玄太が終わって確実に楽しみが一つ減ってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする