エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
弁当作りを「喜」や「楽」に変える工夫とは
『今日も嫌がらせ弁当』
詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1193203
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弁当作りを「喜」や「楽」に変える工夫とは
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高島忠夫が亡くなった。調子のいいテレビ司会者のイメージ強いが、実は昔は映画スターだった。特に東宝のゴジラや特撮映画での演技が印象深い。
『キングコング対ゴジラ』(62)ではテレビ局員、『海底軍艦』(63)ではカメラマンを演じ、共演の藤木悠との凸凹コンビぶりは、当時のキャッチフレーズ、“明るく楽しい東宝映画”を象徴するようなものだった。もう一人のゴジラ映画の雄である宝田明はキザな印象があったが、高島はいい意味で能天気な感じがして、子供心にも親しみが持てたのだ。
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(65)と『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(67)では、一転して渋い博士役を演じたが、これはあまり似合っていなかった。むしろ、テレビドラマ「細うで繁盛記」での、旅館(山水館)の女将・加代(新珠三千代)を支える板長の清二役が良かった。当時小学生だった自分は、生意気にも「こういう渋い役もできるんだ」と思ったものだった。久しぶりに出演した『ゴジラvsメカゴジラ』(93)では息子の高嶋政宏と共演している。「ゴールデン洋画劇場」の“迷解説”も今となっては懐かしい。