共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
「2022年映画ベストテン」
詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1365820
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『ウィンチェスター銃'73』(50)
アンソニー・マン+ジェームズ・スチュワート
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/310636a100cc30a2a10a5aa5f03f25a4
ビデオ通話で西部劇談議『ウィンチェスター銃'73』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/63afd5bbc062dd2b6000379cfffd74aa
『ワーロック』(59)(1974.2.1.ゴールデン洋画劇場)
善悪の境目とは…
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/61e798282baab9d534d7c07bdd2f2b07
『ひまわり』(70)
ウクライナでロケ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f83d40d34ab4bd899ed843bf60c679f6
【ほぼ週刊映画コラム】『ひまわり』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/024c87c65fa2611688f2d6a87735a1fb
亡くなったペレは、ジョン・ヒューストンが監督し、シルベスター・スタローンが主演した『勝利への脱出』(80)に出演し、サッカーのテクニカルアドバイザーも務めた。
『勝利への脱出』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/07d5ea83601037d8149e0bf68f0e4485
ペレといえば、ひょんなことから、サッカー好きの職場の先輩に誘われて見に行った「釜本邦茂引退試合」(1984.8.25.国立競技場)で、ゲストとして出場した姿を見たことがあった。
その時、先輩が「ペレの本名は、エドソン・アランテス・ド・ナシメントっていうんだけど、誰もそうは呼ばない。ペレはあくまでペレ。それが彼のすごさを物語っている」と教えてくれたが、サッカーに疎い自分には、あまりピンとこなかったことを覚えている。
『ライオン・キング』(19)
『ライオン・キング』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fade2a651bcfb3e18a9460d718c701bb
【インタビュー】『ライオン・キング』ジョン・ファブロー監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1a0e3542ca0468087b27c55125579fbe
『ライオン・キング』(94・アニメ版)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cf676f197e33993775e9d968a714f7db
1957年、松本清張(大沢たかお)が、次なる題材として注目していたのが12人が毒殺された「帝銀事件」だった。
逮捕された画家・平沢貞通(榎木孝明)は、真犯人ではないと考えた清張は、文藝春秋編集長の田川博一(要潤)と共に、独自に取材を開始。やがて警察が軍関係者を追っていた事実を突き止め、事件の底知れぬ闇へと分け入っていく。
清張が、軍関係(731部隊)やGHQへ肉迫していく様子を、ドラマ形式で描いた力作。脚本は安達奈緒子。最初は、清張役には…と思った大沢が、徐々に違和感がなくなっていったのが意外だった。
ノンフィクションではなく、『小説 帝銀事件』という形で発表したことを良しとしなかった清張は、後に、帝銀事件も含めたノンフィクション『日本の黒い霧』を書き上げる。
帝銀事件を描いた映画には、熊井啓の監督デビュー作で、信欣三が平沢を演じた『帝銀事件 死刑囚』(64)があり、2時間ドラマでは、森崎東が監督し 仲谷昇が平沢を演じた「帝銀事件・大量殺人 獄中32年の死刑囚」(80)がある。
どちらも、平沢が八王子の医療刑務所に移送された1985年の6月に、テレビ放送された際に見た。
『ファミリア』(2022.12.28.オンライン試写)
山里で一人孤独に暮らす陶器職人の神谷誠治(役所広司)のもとに、一流企業のプラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任している息子の学(吉沢亮)が、婚約者のナディアを連れて帰ってきた。学は結婚を機に退職して焼き物を継ぎたいと話すが、誠治は反対する。
一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人の青年マルコスは、半グレ集団に追われていたところを助けてくれた誠治に亡き父の姿を重ね、焼き物の仕事に興味を持つようになる。そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアを悲劇が襲う。
脚本・いながききよたか、監督・成島出によるヒューマンドラマ。
施設出身で、妻を亡くし、一人で暮らす職人、難民だった女性を妻にするその息子、誠治と同じく施設出身で、間もなく定年を迎える刑事(佐藤浩市)、ブラジル人が起こした事故で家族を失い、ブラジル人を憎む半グレの男(MIYAVI)。形も国籍も境遇も違うが、彼らが追い求めているものは“家族”であり、人とのつながりだ。
ただ、残念ながら、移民、難民、差別、独居、暴力、恋愛、人質…と、いろいろと盛り込み過ぎて話の焦点が定まらない。時折、いい場面もあるのだが、それも散発的で持続しない。全体的にバラバラな印象を受け、バランスの悪さを感じさせられる。
父親役の役所はもちろん、出来のいい息子役で吉沢も好演を見せるだけに、とても惜しい気がした。