『無法松の一生』(43)
『無法松の一生』荻昌弘さんの名解説
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c318bbcce6bb2d8ecd37240b74fe6953
阪妻版と三船版
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e0547cf601cdd13e9f0608808382b7a6
『無法松の一生』(43)
『無法松の一生』荻昌弘さんの名解説
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阪妻版と三船版
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『ラスト・アクション・ヒーロー』(93)(1993.9.17.丸の内ピカデリー2)
ダニー(オースティン・オブライエン)はアクション映画のヒーロー、ジャック・スレイター(アーノルド・シュワルツェネッガー)の大ファン。ある日、老映写技師(ロバート・プロスキー)からもらった魔法のチケットを手にスレイターの最新作を見ていると、上映中の映画の中に入り込んでしまう。
憧れのスレイターと共に悪党ベネディクト(チャールズ・ダンス)を追って、スクリーンの中と現実の世界を股に掛けたダニーの不思議な大冒険が始まる。
アクション派からの脱皮を果たしたシュワルツェネッガーと、『ダイ・ハード』(88)『レッド・オクトーバーを追え!』(90)で男を上げたジョン・マクティアナン監督が、映画の内と外を自由に行き来するというアイデアを駆使しながら、自分たちが作ってきたアクション映画をパロってしまうという二重構造は面白い。実際、彼らの遊び心が分かれば分かるほど、この映画の劇中劇は楽しめるはずだ。
ところが、劇中劇から現実に移っても、シュワルツェネッガーの強さは変わらない。相変わらず彼はヒーローでかっこいいままなのだ。ここで弱いシュワルツェネッガーとまではいかずとも、映画の内と外がもっと対比的に描かれていれば、本当の意味でのパロディの面白さが発生し、虚構と現実の違い、つまり映画を見るという行為が持つ切なさがにじみ出て、新たな魅力が加わったはずだ。
ただそうなると、この映画が『カイロの紫のバラ』(85)や『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)といった映画とは似て非なるものという構図が崩れてしまうのもまた確かであり、この描き方では、やはりラストは明るくカッコ良く去っていくシュワルツェネッガーしかないのかなあという思いも浮かんでくる。というわけで、これまた、先に見たシドニー・ポラック監督の『ザ・ファーム』(93)に続いて、惜しい映画だといわなければならないのが残念だった。
NHK Eテレで「最後の講義」大林宣彦を見る。これは2018年3月に放送されたものだから、亡くなる2年前のこと。『花筐/HANAGATAMI』(17)を完成させ、遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(20)の準備をしていた頃の話だ。
講演中に、何度も「映画はフィロソフィー(哲学)」という言葉が出てきた。
インタビューをした際に、「フィクションには“うそから出たまこと”がある。たとえ絵空事でも、根も葉もあれば花が咲く。皆さんは、根も葉もない絵空事のように映画を楽しんでくださればいいわけだけど、本当は、映画というものは、根も葉もあり過ぎる作り手の思いが込められた絵空事なんですよ」と語っていたことを思い出した。
『ぼくの映画人生』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0f37d26d465ea1f50a722c844bbf2757
『映画の森』「大林宣彦映画の私的ベスト5」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c1958f64b89deec00520d8c93c53ac54
大林宣彦監督の思い出
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1a399a2f21501fd4962da39e2feeb073
『ムービーランドの子守唄 いつか見たジョン・ウェイン』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9a9984fc41082ff523a9e7e9517ad74e
大会社で人事部長を務める神崎昭夫は、職場では常に神経をすり減らし、私生活では妻との離婚問題や大学生の娘(永野芽郁)との関係に頭を抱える日々を送っていた。そんなある日、母・福江が暮らす向島の実家を久々に訪れた昭夫は、母の福江(吉永小百合)の様子が変化していることに気付く。
山田洋次監督が劇作家・永井愛の同名戯曲を映画化した、東京の下町に生きる家族が織りなす人間模様を描いた人情劇『こんにちは、母さん』が、9月1日から全国公開される。本作で主人公の昭夫を演じた大泉洋に、山田監督の演出や映画についての思いを聞いた。
「山田洋次流のコメディーというのは、こういうもんだよ」というのが、とても面白かった
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1401882
『こんにちは、母さん』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/630a166212aba1e3fa4e23f16af35f0f
ちょっと体を後ろにひねってから、スリークォーター気味に投げ込むフォームが印象的だった古沢憲司。阪神、西武、広島と渡り歩いたが、やはり阪神時代が最も印象に残っている。引退後は、広島との縁で、ドミニカのカープアカデミーで長くコーチを務めた。『がんばれ!! タブチくん!!』で、タブチくんに振り回されるフルサワとして描かれていたのも懐かしい。
1995年の巨人阪神OB戦 ホームランを打った王もすごいが、テンポよく速球を投げる古沢もすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=upp9PLQ03_I
『がんばれ!! タブチくん!!』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dfdd15befc590396f4c6a8809cd5caf5
兄のドリー・ファンク・ジュニアと共に、ザ・ファンクスとしてタッグを組み、テキサス・ブロンコと称されたテリー・ファンク。
1977年12月15日に蔵前国技館で行われ、24日に放送された世界オープンタッグ選手権での、史上最凶悪コンビと呼ばれたアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シークとの一戦が圧巻。
この一戦は、レフリーのジョー樋口、中継の倉持隆夫アナと解説の山田隆の存在も加えて、エンターテインメントとしてのプロレスの極致ともいえるものとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=-39f8q4zHzs
テリーは、『パラダイス・アレイ』(78)『オーバー・ザ・トップ』(87)と、シルベスター・スタローンの映画に出演したこともある。『キン肉マン』のテリーマンのモデルもテリーだ。また、五反田のステーキハウス「リベラ」には、兄と共に、テリーの写真も飾られていた。