主人公の少年のひばりの子への気持ちを描いた
「ひばりの子~『ザボンの花』」(庄野潤三)
有名な昆虫記からの引用
「フシダカバチの秘密~『ファーブル昆虫記』」(アンリ・ファーブル)
初の世界一周を成し遂げたマゼランの航海記
「針路、西~『死の艦隊』」(メノ・ホルスト)
山形を舞台に、鷹匠と鷹との交流を描いた
「爪王」(戸川幸夫)
「私」に蝶の標本を見せられた「君」が、少年の頃の苦い思い出を語る
「少年の日の思い出」(ヘルマン・ヘッセ)
没落した若者が仙人と出会い、さまざまな体験をした後に新たな道を見付ける
「杜子春」(芥川龍之介)
素直になれない弟を厳しく優しく諭す兄とそれに応える弟の姿を描く
「ウミヒコ ヤマヒコ」(山本有三)
宮沢賢治の評伝
「宮沢賢治」(森荘已池)
ハワイのホテルでガラスコップが朝の光に照らされて輝いていることを描写したエッセー
「朝の光の中で」(川端康成)
自分を劣等だと思っている主人公が、痩せこけたサーカスの馬に勇気づけられるという、自伝的な短編
「サーカスの馬」(安岡章太郎)
著名な物理学者によるエッセー
「ラスコー洞窟の壁画」(中谷宇吉郎)
映画化もされたノンフィクション
「野生のエルザ」(ジョイ・アダムソン)
伊豆を舞台にした自伝的小説の一部
「飛び込み台~『夏草冬濤』」(井上靖)
古代ギリシャを舞台に、友情と信頼について描いた
「走れメロス」(太宰治)
第二次大戦下、ドイツ軍の護送貨車からの脱出を決意する主人公。その時、ラビがハンカチに包んだ一切れのパンを渡すが…
「一切れのパン」(フランシスク・ムンティアヌ)
大きくなり過ぎて岩屋から出られなくなってしまった山椒魚の悲嘆をユーモラスに描く
「山椒魚」(井伏鱒二)
俳人が松尾芭蕉の「奥の細道」の跡をたどる
「奥の細道」を尋ねて(加藤楸邨)
北海道の自然の中で、ある青年の深い苦悩を描いた
「生まれ出づる悩み」(有島武郎)
猫の目を通して人間社会をユーモアたっぷりに描いた
「吾輩は猫である」(夏目漱石)
自身の体験を基に、1920年代の中国に残る封建的な身分差別に対する悲痛な思いと未来への希望を綴った
「故郷」(魯迅)
「道程」(高村光太郎)
明治時代、富士山頂気象観測を果たした野中到とその妻の物語
「足音~『芙蓉の人』」(新田次郎)