常連の仲間から、「今シーズン数回釣行しているけど、昨年より一回りも、二回りも型は小さいが400匹~500匹ぐらいなら楽勝で釣れているので、行かへんか~」とお誘いが度々あった。
「もう少しワカサギが大きくなるまで・・・」と様子を見てから行くつもりをしていましたが、暇ができたので、「どうや釣れているか」と尋ねると、「2月に入った途端、湖面が凍り全くここ10日間釣れなくなった」との返事。
「良い人でも二桁釣れず、ほとんどの人がポーズで、もう少し様子を見てから行きまひょ」としばしの様子見。
そんな時「黄門さん、ぼちぼち釣れ出しましたで~」と連絡が入ったので早速「助さん」「格さん」を伴い、滋賀県の余呉湖に行くことに。
前日、雪が降り心配された道中も、すっかり路面の雪は無く午前5時30分現地到着(開聞は午前6時)
平日なのと前日の降雪を考えると、当然ガラ空きと思いきや、既にたくさんの釣り人が来られています。
今回は小さい桟橋のあるところに入りました。
定員約50人と少し狭いですが、仲間の情報によると、ここが良く釣れているとのこと。
天気は曇り、時々晴れ間も見えましたが、風が強くて、強くて釣り辛いでした。
お隣の仕掛けが風の影響でなびいて、お祭りが数回発生しました。
そして寒いです。
寒ければ寒いほど、冷えれば冷える程、ワカサギは良く釣れると言いますが、寒がりにとってはたまりまへん(涙)
足先や膝やお腹や腰にホカロンを貼っての出で立ちです(笑)
小さいハリ(2号・・・米粒ぐらい)に餌の赤虫を付けるのに、指先が凍えそうで苦労しました。
それも10本針です。
仲間のバーナーで指先を暖めますが、屁の突っ張りにもなりません(苦笑)
釣れるワカサギは小さく、まるでメダカの親ぐらいの可愛らしいのが混じります。
昨年の8cm~11cmから比べると「月とすっぽん」です。
昼まで頑張り、そこそこのお土産が確保出来たので「ひょっとすると大きいのが釣れるかも・・・」と、片道徒歩15分のところにある桟橋まで様子を伺いに出かけました。
ここは定員600人と広いです。
しかし、ここで釣れるワカサギも小さいです・・・同じ余呉湖です(苦笑)
しかもワカサギの釣果は、狭い桟橋よりも少ないです。
すぐ諦め戻ってくると、受付の良く喋るおばちゃんが「アホやな・・・同じ余呉湖やのに、わざわざ遠い所まで行って・・・」と、ぼろかすです(苦笑)
疲れただけの「草臥損です」
またまた同じ場所で竿を出しましたが、今回の釣行で分かったことがあります。
湖面下には、回遊してる無数のワカサギが群れて見えています。
それも中途半端の数ではないです。
その群れの中を10本針の仕掛けを投入する時や、竿を持ち上げしゃくった時、ワカサギが針に掛かるのです。
餌で釣ったというよりも、針に掛かったと言った方が正解かも(笑)
ほとんどが背掛り顔掛かりでした。
この方法なら、冷えた指先で小さい針に餌の赤虫を付ける手間が省けて楽チンです。
多い時には、3連、4連、5連で掛かります。
後半は、これで釣果を上げました。
皆さん400匹位は楽に釣っておられました。
係員によると3月中まで型は小さいですが、子持ちのワカサギが釣れるそうです。
(帰路、北陸自動車道より伊吹山を望む)
釣果
約500匹(5cm~8cm)