今年度も河川の改修工事が行われました。
改修?何処が改修されたのか分かりませんが・・・(苦笑)
以前より悪くなったように思われるからです。
堆積した土砂を取り除き、場所を広げ、中州が出来た、という感じです。
取り除いた土砂を他所に運ぶことができると、川が良くなると思いますが・・・
しかし、その土砂を災害でないので河川法がネックとなり運ぶことが出来ません(苦笑)
ですので、土砂を盛り上げただけの中州状態になっています。
大雨で2m~3mの増水があれば、盛り上げた土砂は、流されて元の木阿弥になり、以前より悪くなると危惧します。
今年度の改修工事が行われた主な箇所を紹介します。
大滝堰堤上
以前は一本瀬でしたが、少し上流部から二股の瀬になっています。
堰堤上の深場や淵の溜りは、土砂に埋まって少ししか残っていません。
(中州が出来て二股に)
堰堤下左岸の隅に前年度大きな石を積み上げた魚道が造られましたが、その効果は?どうなんでしょうか。
同じ工作物の魚道が、中堰堤の左岸の隅にも造られていますが・・・
北赤橋周辺
橋の右岸上流部と下流部にコンクリートの遊歩道が設けられました。
これは北地区の茅葺き集落群に来られる観光客用のためかと思います。
(テトラが消えた?橋の上流部)
(橋下流部右岸の遊歩道)
しかし今年度の工事では、この遊歩道に降りる道が未設置です。
来年度の予算で出来るのでは。
突ノ木橋
土砂を左岸寄りに盛り上げたため、以前より少し広い一本の瀬になりました。
下流部は、昨年まで橋の上付近から二股になり、下流で合流して左岸寄りにカーブしていましたが、同じく一本瀬に 。
(広い、大きな中州?が出来ました)
下流に江和の堰堤があるので、少しの増水なら鮎は溜まる場所があるので、流されないでしょう。
(下流部にも中州が・・・)
獅子壁
以前に上流部にある崩れ堰堤を撤去したので、工事は終わると思っていましたが、右岸寄りの土砂を思い切り盛り上げたため、左岸に大きくカーブした瀬になっています。
(手前はすべて埋まって中州に・・・)
獅子壁周辺にあった大きな淵は、土砂に埋まって風前の灯です。
ここの駐車場前の道路は、現在側溝の掘削工事で車を駐車することが出来ません。
シーズンになれば工事も終わり、車を置くことが出来るでしょう。
他にも川相が少し変わった箇所があると思います。
一方支流の棚野川はアマゴ釣りの際に濃密放流区のみですが、前年の改修工事以降大きく変わった箇所はありませんでした。
少しでも参考にして貰えれば幸いです。
後日の試し釣り(日時未定)にも見学して情報を皆さんにお知らせの予定。