硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

負荷領域のデジャヴ

2013-05-01 17:27:33 | 日記
『目ざましテレビ』のみどりの窓口というコーナーでその存在を知ったアニメ「シュタインズ・ゲート」

アナウンサーの松尾翠さんがとてもヘビーな感じで紹介していたのでとても気になり、その日のうちにレンタル店へ・・・。

足早にアニメコーナーに行くと、1巻と2巻はすでにレンタルされていた。これは想定範囲内である。

試しに3巻と4巻をレンタルし観てみると、翠さんの弾けっぷりに頷ける。でもなぜか違和感を感じる。

しかし面白いことには変わりない。5巻から9巻までを借りてじっくりと鑑賞。

ストーリー展開が実に面白い。フラグ回収もさすがである。でも、違和感を拭い切れない。

そういえば劇場版という形で紹介されていたな。最寄りの劇場を調べると隣県である。

仕方がない。此処は一気に完結を目指そう。

劇場に足を運ぶ。久しぶりの劇場であるが、なんだかアニメ好きの若者ばかりで少し気が引ける。

怯むことなくチケットを購入。驚きの整理券付きである。(笑)

劇場版を鑑賞してみると、これもまたなかなか面白い。しかしストーリーが進むにつれ抱いていた違和感が何なのかが分かった。

このストーリーのタイプは「うる星やつら」にあったことを思い出した。当時映画館で観た記憶がよみがえってくる。

劇場にいる若者はあの頃の僕と同じくらいである。したがって「うる星やつら」を知っている可能性は低い。

作り手の人達はある程度意識したのではないかと思うけれども、彼らにとっては新鮮なのであろう。

DVDを観た時から、押井守さんのイメージが浮かんでいたのだけれど、花井十輝さんの年齢を知ってなるほどと思った。

そして、時代は新しいステージへと移行しているのだなと一人でひそかに感心していたのです。