硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

憲法記念日。

2013-05-03 16:40:40 | 日記
新聞を開けると、「改憲か護憲か」という類の記事が多い事に気づいた。そうか今日は憲法記念日でお休みの日なのか。

そんなわけで、今日は記事をざっと読んで思った事を述べておこうと思います。

改憲を望んでいる自民党案を読んでみると、共通して言える事は「自我肥大を法をもって抑制する」ことなのかなと思いました。

憲法9条に関しては「物を生産し輸出しエネルギーを輸入し続けてることで体を成している島国としては、軍事面も先進国として他国と強調しなければ、批判を浴び経済も衰退してゆく」のではないかという危機感みたいなものを感じたのです。

「自我肥大を抑制する」理由は、法をもって、行き過ぎた個人主義を留まらせ、公共性が育み、治安を回復させ、社会問題を解決に導きたいという考えなのでしょう。

9条は「時には個人の命より大切なものがある」という思想の選択を外から迫られているのだと思う。

専門家でないから難しい事は分からないけれど、改憲を望んだ発想の根源はこんなところなのではないでしょうか。


憲法が改められてから66年。成長が早すぎたのかもしれない。

構築されたものを再構築しようとする場合、増築ではなく破壊という手続きを踏んでから再構築しなければ、未来に繁栄を及ぼせないのかもしれない。歴史はそのように動いてきているようですし。

そう考えると、改憲は時代が希求するものなのかなと思うのです。どんな未来が待ちうけようとも・・・。