硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

僕の甥と姪は。

2013-05-05 17:46:45 | 日記
僕には甥と姪がいる。出産してから、お盆と正月、祝日の連休等、姉は必ず彼らと共に帰郷してくるから、ある程度の時間をおいて彼らの成長を観続ける事が出来た。移動方法が2足歩行へ変わった時等とても感動したし、画を描いたり、ヒーローごっこをしたり、言葉を少しずつ覚えてきて、面白い事を言い合えるようになったりと、これまで大変面白い想いをさせてもらっていた。

また、少年たちの流行や嗜好性などを彼らを通して知ることが出来て、とても勉強なった。

実際、彼らからもたらされた情報は、実生活でも役に立ちとても感謝している。

そんな彼らも、お兄ちゃんは来年は大学へ行くと云い、妹はあまり楽しくない高校生活を始めた。

大変、多感な時期である。おいちゃんとしては少し心配である。

しかし、お兄ちゃんは今年の超ニコ会議では、大変有名人になっていたという。帰郷するたびにフォロアーが増えてゆくのは彼の報告で知っていたけれど、それほどであったのは本当にビックリである。

アニメや漫画が好きで、声優になりたいと言っていた妹は、読書をする人となっていた。

マンガや画は変わらず好きであるようだが、ラノベは卒業したようで、今はアメリカ文学に手を伸ばし始めていた。

しかし色々悩みがあるようで、その辺りを聴きだそうとしても以前のように素直に話してくれなくなった。

僕も彼女の表情を窺いながら言葉を探す作業を行っていた。もう子供ではないのだなと改めて感じる。

彼らは、流行からは少し外れてはいるけれど進むべき道は間違っていないように思う。

もう少し大きくなったら、もう田舎には来なくなるだろう。その日も近い。

ヒーローごっこも、ばか話もできなくなって寂しいけれど、これが成長なのだと思う。