つい先日に起こった事である。
朝起きて、猫の飲み水を変えてあげようと小さな皿を見ると、氷が張っていた。冬になれば薄氷が張る事は時々ある。なにげなく、ひっくり返して水を棄てようとすると、すべてが個体であった。おぼろげな記憶ではあるが、おそらく10数年ぶりに見る光景である。そして、空になった皿に水を補充しようと蛇口をひねようとすると、固くてひねる事が出来ない。地面に転がっている氷の塊を見る。そして腑に落ちる。水道が凍っているのであった。
昔、父さんが、蛇口の下の水道管に、タオルとか自転車のチューブとか巻いてたなぁと感慨に耽っていると、猫が足元で水が補充されるのを待っていた。
家の中に入り、水を入れて、皿を定位置に置くと、猫はゆるっと近づき、小さな舌を使って水を飲み始めた。
朝ご飯を食べ終わると、腹ごなしに散歩に出た。風も弱く、雲の切れ間から時々顔を出す太陽の暖かさに救われながら、田舎の道を歩く。すると、ここでも気候の変化を見てとれた。
畑の横を通ると、畑の土が霜柱で持ち上がっていた。川沿いを歩くと、流れが澱んでいる場所に氷が張っていた。家の樋から流れ出た水が全て凍っていた。山肌がむき出た細い道を上って行くと、苔先からいつも水が滴っている場所の苔に、つららが下がっていた。
小学生の頃、友だちと、つららを取って、なめていた事を思い出し、よく腹を壊さなかったなと感心した。
昨年の夏は、外にいると死んでしまうのではないかと思うほどの猛暑であった。したがって、冬も暖冬で過ごしやすいのではないかと立秋頃に考えていた。
しかし、冬が訪れてみれば、小さいな時の頃の記憶を呼び起こすほどの気候になったが、地球が温暖化してるなら、この寒さは何だろうかと考えた。
夏暑くて、冬が寒い。専門家ではないので、妄想の域を出ないが、可能性としては、地軸が少しずれたのか、太陽の活動自体が影響を与えているのかのどちらかではないかと思った。
人類の経済活動による二酸化炭素の排出量の増加が地球温暖化の原因なら、例年通りに、冬も比較的温暖を維持するのではないかと思う。
そして、最も気になるのが、この寒さが北極にも訪れているなら、現在の氷の量の変化はどうなっているかという事である。
氷が解けて海面が上昇すると、大々的に報道されていたのだから、この冬が過ぎ去った後の北極の様子も報道してほしい。
朝起きて、猫の飲み水を変えてあげようと小さな皿を見ると、氷が張っていた。冬になれば薄氷が張る事は時々ある。なにげなく、ひっくり返して水を棄てようとすると、すべてが個体であった。おぼろげな記憶ではあるが、おそらく10数年ぶりに見る光景である。そして、空になった皿に水を補充しようと蛇口をひねようとすると、固くてひねる事が出来ない。地面に転がっている氷の塊を見る。そして腑に落ちる。水道が凍っているのであった。
昔、父さんが、蛇口の下の水道管に、タオルとか自転車のチューブとか巻いてたなぁと感慨に耽っていると、猫が足元で水が補充されるのを待っていた。
家の中に入り、水を入れて、皿を定位置に置くと、猫はゆるっと近づき、小さな舌を使って水を飲み始めた。
朝ご飯を食べ終わると、腹ごなしに散歩に出た。風も弱く、雲の切れ間から時々顔を出す太陽の暖かさに救われながら、田舎の道を歩く。すると、ここでも気候の変化を見てとれた。
畑の横を通ると、畑の土が霜柱で持ち上がっていた。川沿いを歩くと、流れが澱んでいる場所に氷が張っていた。家の樋から流れ出た水が全て凍っていた。山肌がむき出た細い道を上って行くと、苔先からいつも水が滴っている場所の苔に、つららが下がっていた。
小学生の頃、友だちと、つららを取って、なめていた事を思い出し、よく腹を壊さなかったなと感心した。
昨年の夏は、外にいると死んでしまうのではないかと思うほどの猛暑であった。したがって、冬も暖冬で過ごしやすいのではないかと立秋頃に考えていた。
しかし、冬が訪れてみれば、小さいな時の頃の記憶を呼び起こすほどの気候になったが、地球が温暖化してるなら、この寒さは何だろうかと考えた。
夏暑くて、冬が寒い。専門家ではないので、妄想の域を出ないが、可能性としては、地軸が少しずれたのか、太陽の活動自体が影響を与えているのかのどちらかではないかと思った。
人類の経済活動による二酸化炭素の排出量の増加が地球温暖化の原因なら、例年通りに、冬も比較的温暖を維持するのではないかと思う。
そして、最も気になるのが、この寒さが北極にも訪れているなら、現在の氷の量の変化はどうなっているかという事である。
氷が解けて海面が上昇すると、大々的に報道されていたのだから、この冬が過ぎ去った後の北極の様子も報道してほしい。