すずめ休憩室

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気の向くままにつづってみました。

恐るべきヤツ、その名は脂肪

2006年09月23日 | 日常の謎&ウンチク話
さて、昨日の話とちょいとリンクしますが、私達の体は食べ物を食べることによって熱を生み、活動できるエネルギーとします。食べすぎなどで余ったものがご存知「脂肪」となり体内に蓄えられるわけですが、足りない場合はその蓄えられた脂肪が使われるのでしょうか?

実はね、そう簡単ではないみたいなんです・・・

ご飯を食べると分解されブドウ糖となり、エネルギーしとして使われるわけですが、余ったブドウ糖は肝臓へグリコーゲンとして蓄えられます。ここに蓄えられるのがおよそ800キロカロリー、ほぼ1食分のカロリーです。そしてこれより余ったものが脂肪酸となり体内で脂肪として蓄積されます。
仮にお米やパンなどの炭水化物しか食べていなくても余分なカロリーは全て脂肪となってしまうのです。

じゃ反対に足りない時はというと
まずは肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に戻し、消費します。
そしてそれでも足りない時は筋肉に含まれるアミノ酸が分解されブドウ糖になるのです(糖新生)。
ですが脂肪はブドウ糖にはなれないので、足りないブドウ糖の代わりをすることはありません
よくダイエットをするとリバウンドをすると言われるのは、体内で脂肪は使われないまま、この糖新生が起こっている為なのです。

じゃ脂肪をなくするのはどうしたらいいか・・・

それは皆さんご存知の「有酸素運動」
大量の酸素で燃やすこと・・・私がもっとも嫌いなことです(爆)

たまたまある内科医の先生(しかも肥満体型)からこの話を教えられたのですが、その先生曰く、
「ダイエットしようと思ったら、まずお腹を空かして、肝臓のグリコーゲンを消費した後に有酸素運動だよ、人間はそこまでしないと痩せないんだから、そんな大変なコト、自分は最初から諦めている」とおっしゃってました(爆)

生活習慣病の中に「肥満」も入っているはずなのだが・・・(苦笑)

げに恐ろしき、脂肪・・・ヤツを簡単に退治する方法はないものだろうか・・・