かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

外気を求めて。

2016-07-14 | 気ままなる日々の記録

   毎日最低一回は日光浴を兼ねて外の空気に触れるようにしている。今日は朝食後、蓮の花を見に、二回目は3時にお茶会の後で、夕方もう一度は自主トレの合い間に。一日に三回もと云うことは珍しい。

 最高気温は35℃との予報が出ていたが空気がからりとしていて、外の気温に慣れてしまうとあまり暑く感じないせいかも知れない。木陰に入れば涼しい風が肌に心地よく15分の心算がついつい30分を越してしまう。

 そして不思議なことがあった。前庭で寛いでいると突然噴水が噴き出した。太陽の光に当たって頂上から下へ落ちる様はまるで氷砂糖がからからと音を立てて転がっているように見えた。庭の噴水は水が無くては、と思っていると、10分ほどで止まった。二年余りいて初めて噴水の水を見た瞬間であった。

 2回目はオートロックドアーがあくと私がいつも腰掛けるベンチに先客があった。80歳近い老人が一人夢中でハーモニカを吹いておられた。ハーモニカのことは詳しくないが、相当の腕前らしい。伴奏が付いていることだけはよくわかった。嘗て昔自分の子どもたちと合奏されたのを思い出しながら、いいえ、もっと昔恋人のために独奏されたのを心に描きながら吹いておられたのかもしれない。近寄りがたい雰囲気が出ていて庭を一巡してそっとその場を離れた。

 最期は半月前、植えられたアーティチョークの花が枯れた蕾の中から出ていた。色と云い繊細さと云いまるで瑠璃菊かアザミそっくりである。初めて見る花なので蕾が枯れてその中から花が咲くのか水分不足でただ少し枯れただけなのか判断し難い。

 が、本日のこのからりとした湿度の低い気候はオーストラリア・パースでの、ロングステイを思い出させる。何しろ41度C湿度10パーセントの中外出していたのだから。(E)

   

 

 

 

 

 

 


天皇陛下「生前退位」意向

2016-07-14 | 気ままなる日々の記録

  今日の新聞は各紙とも一面の見出しに「生前退位」、「生前譲位」の文字が躍った。

こんなに「生前」「生前」と見せられると「生前」が「?」と思えてくる。正しくは「死前」、「生存中」の意味なのにこれでよいのかなあ。どう考えると「生前」が「生存中」とか「死ぬ前」の意味になるのだろう。

  仏教には「死」を「あの世でうまれるという」解釈をすることがある。そこで、あの世で生まれる前ということを「生前」というとすれば、生前が死ぬ前ということになる。この解釈でよいかどうか、教えて頂きたいと思っています。正解をご存じのお方は是非「コメント」欄で、正解をお教えてください。その他「生前」に関することなんでも歓迎です。コメントをお寄せください。(T)