鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第831回】 うまくいっている時ほど危機感を!

2013年04月10日 | 住宅コンサルタントとして
今年、住宅業界は消費税アップ前の駆け込み需要があるので、
80%以上の会社が業績好調です。

もし、この時期に業績が好調でなければ、会社を全面的に改革することを検討すべき、
というくらい、お客様は動かれています。

ただ、うまくいっている時に、ついつい油断したり、仕事に対して真摯でなくなったり、
ちょっと勘違いをしたりしがちになるのも、人間なのです。

このお仕事をさせていただく中で、いろんな方とお会いする機会を頂戴していますが、
今の業績好調な時期の行動で、このバブルがはじけた後の結果が見えるような気がします。

例えば、決算が非常に良く、税引前当期利益が結構出る予測だったとして、
皆さんなら、何に投資しますか?

従業員さんの決算賞与?
トラックや営業車、もしくは社長の車の入れ替え?
社員旅行?

いずれも間違いではないと思います。
人それぞれ、考え方はありますから・・・。

でも私なら、お客様が「見たい!」と思っていただけるモデルハウスや
お客様をお出迎えする事務所やショールームに投資をすると思います。
もしくはHPのリニューアルや雑誌に広告を掲載することに回すと思います。

こんな良い状況がずっと続く訳が無いと個人的に思うからです。
うまくいっている時ほど、危機感を感じてしまうのです。
だから、この次に対する適切な仕掛けが出来ていないと、個人的には眠れなくなります。
(今まで眠れなくなったことは無いのですが・・・。
小心者なので、常に次の一手を考えているタイプです)

今年、業績が良いからといって、気が緩んでいませんか?

2014年以降に対し、どんな準備をされていますか?
コメント
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