鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第848回】 ブランドを構築する

2013年04月27日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、一昨日と住宅会社様でのコンサルティングでした。
消費税増税前でお客様が動いていることが要因として大きいですが、
2社とも単月で過去最高の受注です。

お客様が動いているとはいえ、やはり受注に関するバッケンレコード更新というのは、
何度聞いても嬉しいものです。

全国のクライアント様の状況を見ていて今感じるのは、
圧倒的地域一番店にはお客様が間違いなく、殺到している、ということです。

あるエリアの建築資材販売会社様に、地域の住宅会社の受注動向をお聞きすると、

「いや~、この地域はまだまだ動きは悪いですよ・・・。
他のエリアはそんなにお客様が動いているんですか???
羨ましいですね・・・」

という感想だったのですが、実際にそのエリアの地域一番店の住宅会社の営業さんにお聞きすると

「いや~、お客様はメチャメチャ動いてますよ!」

という感想だったりするのです。

これは、どちらが合っていて、どちらかが間違っているということではなく、
どのエリアにおいても、万遍無くお仕事が行き渡ることが無くなった。
地域でしっかりと自社のブランド構築が出来ている、
トップクラスの会社にしかお客様が集まらなくなった、ということなのでしょう。

昨日、一昨日にお伺いしていたクライアント様は、
それぞれ地域内に数ある住宅会社の中で、自社を大きく特長づけすることが出来ています。

1社は、自社ブランドを構築出来ています。

エリア内の超・一等地に本社を構え、WEBや雑誌広告もぬかりありません。
更に今、業界内をあっと言わせるようなプロジェクトを進めていて、
これがオープンになると、業界内にまた一段とインパクトを与えられるようになるでしょう。

もう1社は、商品ブランドがしっかりと構築出来ています。
来場されるお客様が、クライアントの商品名を頻繁に口に出し、

「○○○○○○(商品名)を見たいと思って、今日は来ました」

というお客様が非常に多いのです。

自社のブランドを構築することの大切さを改めて感じた2日間でした。

皆様の会社では、自社であったり、商品であったり、ブランドを構築することが出来ていますか?
コメント
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