【第１６８７回】 ブラーノ島

昨日は朝からヴェネツィアのバポレットを乗り継いで、レースで有名なブラーノ島に行って来ました。

とっても小さな島ですが、家の外壁がいろんな色に塗られていて、
独特な世界観がある島でした。





それぞれの家は身近で見ると、別段デザイン生が高い訳でもなく、
高級な素材を使っている訳でもありません。

それでも街並全体が一つのテーマに沿ってつくられていると、
とても魅力的になりますし、世界観もしっかりと表現できるのです。

日本の住宅や店舗で、私が個人的に気になるのは、品の無い看板の数々。
特に紳士服のお店やディスカウントストアなどは、街の景観を壊すと思っています。

日本でも京都の祇園や岐阜の白川郷、秋田の角館の武家屋敷など、
本当に素晴らしい街並があるところは多くの人を惹きつけます。

こういう街並をつくるには、やはり政治の力も欠かせません。
何とか、ステキな街並を日本全国にたくさんつくり、
もっと日本の魅力をもっと高めていって、観光客がもっと増えればいいなぁ、と思います。

ブラーノ島を散策し、ムラーノ島へ移動。
ムラーノ島では２年前に入ってとても気に入っていたレストランで遅めの昼食をいただきました。

そして夜は、ビジネスパートナーさんから昨年、紹介をしていただいた、
現地在住の友人（と言ったら慣れ慣れしいかな？）と家内と３人で食事していました。



お店は、サンタマリーナという名前のレストラン。

事前に予約をしてもらっていたのですが、
実際に夜、レストランに行くとほぼ全ての席が予約で埋っている、という人気店。

そこでヴェネツィア料理を堪能しました。







蜘蛛蟹のパスタ。
本島に美味。



魚介のフリット。
脱皮したばかりの蟹は、なんと殻ごと食べられます。
これまた本当に美味しかった！！！



牛肉もいただいたのですが、以外や以外、
イタリアのお肉は赤身なのにとてもやわらかくて美味しいんです。
霜降りのお肉は量、そんなに食べられませんが、
美味しい赤身は結構食べられますよ！

いや～、荷物も出てきたし、とても充実した１日でした。

今日はいよいよイタリア最終日。
ゆっくりとヴェネツィアを散歩して、まったりと過ごします。