今週は22日と昨日と2日間、
全国の住宅会社さんをお連れして
弊社のクライアント様を見学していただいておりました。
目的は、このクライアント様が取り組まれている、
弊社が推奨する新業態の見学のためです。
ただ、この新業態の展開を見ていただくことよりも、
各社様は別のことに関心が大きかったように思います。
それは、入社1年目、2年目の新卒のスタッフさんでも
かなりの高レベルの接客ができること。
そう、実は業態よりも社員さんの教育システムや育成システムに
経営者の方々は関心されたような気がします。
更には視察を受け入れて対応してくださる、
このクライアント様のおもてなし力にも
かなりの刺激を受けておられた様子。
スタッフさんの笑顔や表情がイキイキとしていることや
所作の美しさなど、何となく感じていただけたのではないか、
と個人的に感じています。
住宅会社の受注力や集客力の差は何か、と
いろんな経営者が考えることかと思いますが、
私個人は、モデルハウスの洗練さや業態、ビジネスモデルなど、
外部の方から目に見える部分も、もちろん大切なのですが、
それと同じくらい、こうした社員さんのおもてなし力が重要だと
個人的に思っています。
そして組織全体のおもてなし力を高めようとするのであれば、
それは経営者自らが客人や友人のおもてなしが好きで、
その重要性に気付いていて、そこの教育をどれだけ真剣にやるか、
ということがポイントだと思っています。
自分たちのことしか考えず、
人様をおもてなすという気持ちが欠けている会社は、
今の賢いお客様に見抜かれて、
結果、業績は低迷するんですが、
まあ、そういう会社こそ、見えないソフトの重要性が理解できず、
目に見える商品や業態の方にばかり目がいくんですが・・・。
ライバルや社外の人からは見えない、おもてなし力と育成力。
皆さんの会社は、この強化に取り組めているでしょうか?