全ての業界において、
過去の成功パターンが、年々通用しなくなっている時代です。
専門家の予想はかなり外れる時代です。
ある調査によると、中期的景気の予測をしてもらったところ、
経済の専門家や元役人よりもど素人の人の予測の方が精度が高かった、
ということもあったそうです。
経験を積むということは、歳を重ねるということ。
住宅、特に新築業界は、20代~30代の方が顧客の中心ですから、
この世代の価値観や行動パターンを掴んでいないと
ピントがズレたマーケティングや商品開発になってしまうのですね。
でも経験を重ねた私は、50手前のオッサンです。
油断をすると、お客様の価値観、行動パターンとズレてくる。
これを防ぐために、若い方が好むこと、集まる場所を調査することに、
ますます時間を割こうと個人的に考えています。
正直、2019年は、住宅会社の調査が相当減り、
異業種のいろんな店舗調査、業態調査が圧倒的に増えています。
でも、この流れで良いと感じています。
異業種の店舗を見たり、サービスを受けたりすると、
素人の感覚を思い出せるのですが、
この感覚を研ぎ澄ました上で住宅業界を見ないといけない、
と関しているのです。
素人の発想を忘れずに・・・。
皆さんは意識することができていますか?