鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3224回】 業界が抱える、まだ表面化していない問題

2019年10月28日 | 住宅コンサルタントとして

日本人の生活を豊かにしていく上で、

住宅会社が果たすべき役割は非常に大きく、

住宅会社の責任は非常に大きいと思っています。

 

でも、その自覚を十分に持たず、

ただただ売り上げを高め、会社の価値を高めるだけ高め、

自社を高値で売る、すなわち自分のことだけを考えている経営者や、

施工品質やアフターは手を抜き、ただ売り上げ拡大を目指す経営者、

無責任に規模拡大をやり続ける経営者など、

そういう経営者も実は非常に多いのです。

 

そういう会社は結構、闇の部分をもっていて、

それらが間もなく明らかになっていくでしょう。

 

その一方で、まだまだ少ないですが、

この地域にこの会社があってくれて、本当に良かった、

この会社に頼んで良かった、と

地域の方々やOB様に思っていただける、

素晴らしい住宅会社さんも存在します。

 

私が個人的に目指したいのは、

本当に良い会社が世の中に1社でも多く増えるお手伝いです。

 

自分のことしか考えない経営者や、

無責任に拡大路線を突っ走る経営者が経営する住宅会社で

家づくりを託したお客様は、最終的に非常に悲しいことになるのですが、

そういう方を一人でも少なくしたいと思っています。

 

今、規模拡大をはかってきた住宅会社が

水面下で抱えている問題がおさえきれなくなってきていて、

2020年以降、また世間を賑わす事件が結構起こるでしょう。

 

良い会社、良い家をつくるために

真面目にコツコツとやっている会社が最後は勝つのです。

 

おそらく、いろんな問題が表面化するでしょうから、

真面目に取り組んでいる会社は、

その姿勢を市場にしっかりと発信して参りましょう。

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