日本人の生活を豊かにしていく上で、
住宅会社が果たすべき役割は非常に大きく、
住宅会社の責任は非常に大きいと思っています。
でも、その自覚を十分に持たず、
ただただ売り上げを高め、会社の価値を高めるだけ高め、
自社を高値で売る、すなわち自分のことだけを考えている経営者や、
施工品質やアフターは手を抜き、ただ売り上げ拡大を目指す経営者、
無責任に規模拡大をやり続ける経営者など、
そういう経営者も実は非常に多いのです。
そういう会社は結構、闇の部分をもっていて、
それらが間もなく明らかになっていくでしょう。
その一方で、まだまだ少ないですが、
この地域にこの会社があってくれて、本当に良かった、
この会社に頼んで良かった、と
地域の方々やOB様に思っていただける、
素晴らしい住宅会社さんも存在します。
私が個人的に目指したいのは、
本当に良い会社が世の中に1社でも多く増えるお手伝いです。
自分のことしか考えない経営者や、
無責任に拡大路線を突っ走る経営者が経営する住宅会社で
家づくりを託したお客様は、最終的に非常に悲しいことになるのですが、
そういう方を一人でも少なくしたいと思っています。
今、規模拡大をはかってきた住宅会社が
水面下で抱えている問題がおさえきれなくなってきていて、
2020年以降、また世間を賑わす事件が結構起こるでしょう。
良い会社、良い家をつくるために
真面目にコツコツとやっている会社が最後は勝つのです。
おそらく、いろんな問題が表面化するでしょうから、
真面目に取り組んでいる会社は、
その姿勢を市場にしっかりと発信して参りましょう。