鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4990回】 会議や研修への参加状況が自社の規律のバロメーター

2024年08月28日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様の全社員さんに集まっていただいて、
今の時流やビジネスの世界の常識、
教育論や人間性向上など、
全体研修をさせていただくケースが結構あります。

手法やノウハウ、情報も大切ですが、
それらは全て人としての基本の上に乗っかるものだと
個人的に考えています。

したがって人としての基本が出来ていなければ、
どれだけ手法やノウハウを習得しようとも
それらを正しく扱えなかったりするため、
結果にはつながらないと思っています。

組織として、ビジネスパーソンとしての基本として、
会社の会議や研修には、クレームなどのケースを除き、
基本、全員参加というのが常識です。

ところが、組織としての基本がなっていない会社、
それから規律が守れない会社の特徴として、
会議や研修の参加率が低い、ということが挙げられます。

半年~1年前から会議や研修の日程が
決まっているにもかかわらず、
緊急ではないお客様との打合せや定期点検などを
会議や研修の日にぶつけて参加しないスタッフが多いと、
組織としての風土は二流~三流になっていきます。

この仕事を通じ、いろんな会社を拝見していますが、
決定していることを組織として守れない、
もしくは守らない社員さんが多い会社は三流で、
三流の会社はどれだけ素晴らしい事例を学んだり、
どれだけクオリティの高いノウハウを知っても
見事にモノになりません。

組織として一流を目指したいものです。
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