昨日はとあるエリアで仕事をさせていただいた後、
住宅業界専門のヘッドハンターの方と
京都で食事をご一緒させていただいておりました。
以前からいろいろとお声がけをいただいていたのですが、
全く日程が取れないでズルズルと来ておりました。
ところがその方が起業することとなり、
その成功を祈念するために、何とか時間をつくって
昨日の場となったのです。
私自身も起業し、いろんな方に応援していただいたので、
やはり起業される若い方がいると、
応援させていただきたくなるのです。
起業するきっかけであったり、
何を目指しているのかであったりと
仕事の話をいろいろとさせていただいたのですが、
私自身、非常に刺さったお話は、
「一流の営業マンや設計さんは高収入。
その高収入な方の転職をサポートする我々の年収が低いと
一流の方たちにお願いされない」
という内容でした。
いやいや、ホンマにそうやな、と・・・。
例えば、私のお客様は住宅会社の経営者ですが、
経営者のお相手をするのに、知性や教養もない、
一流のお店や一流のアートを知らない、
普段来ている服は安物であったとしたら、
選んでいただけないと思うのです。
そして昔を思い出したのですね。
というのは、私がコンサルに転職した2005年、
年収が大幅に下がっての転職でしたので、
私にはお金が無かったのです。
でも周囲の若いコンサルの方たちですら、
非常に高価なバッグやスーツ、筆記用具を持っておられ、
「契約書にサインしていただくのに、
プラスチックのボールペンではダメでしょう」
とか教えていただき、筆記用具や名刺入れは
良いものを無理して揃えた過去を思い出しました。
接客に携わる者、お客様とレベル感を合わせておかないと、
やはりお客様に選んでいただきにくくなるのです。
そして今、住宅業界で起こっていることは、
今、家を建てようと動いているお客様は、
基本的に高収入で成功されている方が大半です。
その方たちがどんな雑誌や本を見ていて、
どんなお店に通われていて、
記念日にどんなレストランで食事をされるのかを
分かっていない営業マンは、やはり選ばれる確率は下がるでしょう。
一流のお客様の対応をさせていただく上で、
こういうことを理解し、一流をしっておく必要があるのです。
皆さんは、自分のお客様と目線を合わせることができていますか?