鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4989回】 言葉尻だけ丁寧でも、本音は透けて見えるもの

2024年08月27日 | 住宅コンサルタントとして
コミュニケーションを他の方と取らせていただく際、
気をつけなくてはならないことがあります。

それは私自身、実績面でも人間性の面でも
圧倒的に成果を出されているクライアント様の
経営者の方たちとのやり取りの中で
学ばせていただいたことです。

本当の一流の方というのは、
とにかく相手に対し、細かな配慮や気配りができていて、
その上で言葉も丁寧でコミュニケーションを取られます。

だからそういう方とやり取りをさせていただくだけで、
こちらとしてもとても幸せな気分になります。

そして自分もこういう気配りが出来るようにならなければ、
と学ばせていただけたりするのです。

その一方で、表面上の言葉遣いは丁寧なのですが、
実は自分の都合や考えを一方的に押し付けてこられ、
基本、相手に気遣いができていない方もいます。

よくよくいただいた文章を読んでみると、
こちらへの敬意や気遣いが一切なく、
完全に下に見ているというか、支配している感じで
ちょっとこういうやり取りってないよな、と思ってしまいます。

そういうところから、その人の本性が垣間見えるのです。

丁寧な言葉を用いることは、当然マナーとして重要ですが、
言葉尻だけ丁寧でも、言葉は案外、本人の本性が出てしまう。

だから言葉遣いだけでなく、
根本の人間性が一流になれるよう、
日頃からの研鑽が大切なのです。
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