資料請求があったお客様に対するアプローチや
一度、商談してその後停滞しているお客様に対するフォローを
営業マンではなく、インサイドセールス部隊をつくって
その部隊に対応してもらおう、という考えが
近年、広がってきています。
ただ私自身はクライアント様に
インサイドセールス部隊をつくって
営業を効率化しましょう、ということを
ご提案したことは一度もありません。
効率だけを考えると、
インサイドセールスは理にかなっているように感じます。
ところが、効率化を求めたら成果につながるかというと
そう単純に事は進まないと思うのですね。
その理由は、まず住宅会社に来る資料請求数や
実際の来場数は年々、減少傾向になるので
そもそもインサイドセールスの必要性があるのか、
ということを考えるべきでしょう。
そして次に、資料請求のお客様に対し、
どういうアプローチをすると来場していただけるのか?
それから商談が止まったお客様に
どういうアプローチをすれば、
またご来場いただけるのか?
こういうことを営業が頭を使って考えることで、
やはり営業マンとして成長するし、
何よりお客様1組の大切さを痛感すると思うのです。
泥臭い活動、細やかなフォローをすることで、
基礎筋力のようなものがついてくると思っています。
効率を求めることで、何か大切なものを失っているように
私個人は感じてしまいます。
皆さんの会社は、インサイドセールス部隊を設けていますか?