昨日お伺いしていたのは、
日本最高レベルの高生産性のクライアント様。
少人数で圧倒的な受注を達成し、
売上・利益とも文句の付け所がありません。
今期の決算予測、来期の決算予測も
えげつない利益が出る予想となっていました。
これが勝ち組の現実なのです。
来期の受注残も今期の完工棟数並みにあり、
このまま受注を続けると、着工1年半~2年待ちとなるため、
広告宣伝費を激減させている、という状況とのこと。
それでもお客様が来場されるので、
また契約が決まるという好循環。
もう本当に業績は素晴らしい訳ですが、
当然ながら商品・マーケティング・営業・マネジメント面に関して
非常に高いレベルで業務を回されています。
スタッフの皆様の個々のレベルも日本トップレベル。
でもそれ以前に、人としての基本がちゃんとできているというか、
とにかく人としてのレベルが皆さん高いのですね。
例えば、このクライアント様にお伺いする際は、
私は車を利用するのですが、社長から事前に
「事務所があるビルが改装工事中なので、
車で来られるのであれば、ここの駐車場に停めて下さい」
と事前にご連絡をいただいたり、
お伺いすると確認したい数字が
既に完全にまとめられているのです。
当然ながら事務所内はゴミ一つない状態で
非常にキレイで居心地が良い訳です。
更に全体研修の5分前にはスタッフさん全員、
会場の席に着かれていたり、
当然その間には携帯の音が鳴ったりしない。
私だけでなく、取引先の方や
当然ながらお客様、誰がお伺いしても、
滞在中、違和感なく心地よい時間を過ごせるのでしょう。
そして決めたことをちゃんと期日までに行うとか、
時間と約束を守るとか、
誠実に人と接するとか、
礼節を重んじるとか、
仕事以前にこういう人として大切なことが
組織としてちゃんとできているのです。
知識やスキルも大切ですが、
それらは人間力というベースがあって活きるのです。
まずは人として当たり前のことが
組織としてできるようにすることが大切ですね。