住宅業界でも他の業種でも同じですが、
マーケティングで大切なことの1つに、
「入口の設定を間違えない」
ということがあります。
例えば、どこのスーパーで買い物をしようかと
迷っているお客様に対しての入口は、
「夏のカレーフェア 開催中」
「うなぎを食べて、夏を乗り切ろう!うなぎ大特売!」
というように、季節感を出したフェアの企画であったり、
「卵1パック98円」
「国産豚バラ肉 100グラム148円」
というような価格訴求だったりします。
ちょうどカレーをつくろうと思っていた方が、
カレーフェアの告知を見て来店されたり、
卵をたくさん消費する家庭だと卵の特売につられて
お店に来店されたりする訳です。
一方で、
「当店のトイレは、1日5回の清掃を徹底しており、
とにかくキレイです!」
というような告知をしても、
トイレのキレイさでスーパーを選ぶ方はほとんどいませんよね?
「店舗のキレイさ」とか、「接客に力を入れています」ということを
入口に情報を発信したとしても、集客にはつながらないでしょう。
入口を間違えると、本当にお客様は来場して下さらないのです。
住宅会社・工務店でお客様の来場に苦戦している会社は、
この入り口の設定のピントがズレている可能性が高いです。
今、家を建てようと検討している方が、
どんな情報を知りたいと思っているのか?
どんな家を建てたい・見たいと思っているのか?
そこをしっかりと考えて、入口の設定としては、
「あなたが知りたいことが理解できますよ!」
「あなたが見たい建物がありますよ!」
という入口を設定することが基本なのです。
皆さんの会社は、入口の設定、間違っていませんか?