鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3552回】 日頃からの社員教育が重要な理由

2020年09月20日 | 住宅コンサルタントとして

なぜ、お見送りの際、

可能な限り複数名で外に出なくてはならないか?

 

なぜ、お飲み物や器はこだわらなくてはならないか?

 

なぜ、着工1か月前に仕様を全て確定させなくてはならないか?

 

なぜ、YouTubeをやらなくてはならないか?

 

住宅会社として、接客面や業務について、

日々、変えていかなくてはならないことが多々、あります。

 

ただ、経営陣が変わることを決断しても、

一般的に人間は変化することを嫌う性質。

 

だからいきなり経営陣が、ある日突然、

 

「YouTubeを活用して、我が社の建物の魅力を

動画で発信していくぞ!」

 

と言っても、

 

「俺、出たくないです」

「私、忙しいから撮影とか編集の業務、無理です」

 

などなど、変わることを受け入れてくれない人が圧倒的に多い。

 

日頃から社員教育をしていない会社は、

住宅会社として変わらなくてはならないときに、

 

「なぜ今、我が社は変わらなくてはならないか?」

「こういうことをすることがなぜ、必要か?」

 

ということを社員さんに理解していただくために、

そのはるか前の段階からいろいろと理解してもらう必要があるのです。

 

「こういうことに新たにチャレンジするぞ!」

 

という決定をしなければならないタイミングで、

世の中がどう変化しているのか、とか

自社の現状の経営状況はどうなっているか、とか

ライバル会社が今、何をやっているのか、とかを

社員さんに理解していただくために、

その説明に時間を割かなければならない訳です。

 

すなわち、リアルタイムに変化することが出来ない。

 

だから、変化に適応するスピードが非常に遅くなり、

市場の変化に対してタイムリーに適応できる会社に、

次第に追いつくことが不可能になるのです。

 

日頃から、社員さんへの教育の重要性を理解していない会社は、

大抵の場合、経営陣自体が勉強していないケースが多い。

 

非常に時間がかかり、

しかも即、業績向上にはつながらないのですが、

日頃から社員教育に時間を割いている会社が、

最終的に勝つのです。

 

皆さんの会社は、社員教育に力を入れているでしょうか?


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