今年に入って、弊社のクライアント様に対し、
実務レベルで細かな部分をチェックをさせていただいております。
「商談時、議事録を取っているか?」
「毎日、日報を出してもらっているか?」
など、細かな部分をチェックさせていただくと、
いろんな問題点が見えてきます。
そんな中で日報について、一言。
そもそも、日報は何のために社員さんに提出してもらうのか?
その定義づけを社内で出来ているでしょうか?
私自身、最初に勤めさせていただいた会社で、
日報を9年以上、書いてきました。
私が感じる、日報を提出するメリットをまとめます。
・1日の活動を振り返って、何が良くて何が悪かったか、整理できる
・大した成果を出せなかった日は、日報に書くことがない
→明日以降、良い報告ができるように仕事をしようと思えた
・自分の活動を簡潔にまとめる力が身につく
・明日の予定を書くことで、前日のうちに翌日の心構えが可能
などなどです。
また、最初に勤めさせていただいた会社では、
毎月会議があって、月次報告書を提出しておりましたが、
それも自分にとっては非常に有益でした。
1か月単位で、自身の活動を振り返り、
成果と改善すべき事項を整理して、
次の1か月の課題を明確化する。
このお客様に対し、
どんなことをどれくらいのスピードでしなくてはならないかを
毎月、確認できるわけです。
月次報告書に、自身の仕事の成果を報告できるネタが無ければ、
本当にショボいレベルの仕事しかしていなかったことになります。
そうならないために、成果を出すべく、
日々仕事をしていました。
そして半年ごとに人事異動があり、
新しい組織で新しい方針の下、数値目標が定まり、
その達成のために自分なりに戦略を考える。
この日次、月次、半期ごとに自分の活動を振り返り、
書式にまとめることで、仕事の精度が高まっていく手応えを感じながら、
20代を過ごせたことは、本当に大きかったと思います。
そして上司に分かりやすい形で、
自分の活動をまとめることは、伝える力の向上につながり、
結果それは今の仕事にメチャ役に立っています。
日報や月次報告書をスタッフさんに書いていただくことは、
良いことしかないよなぁ、と思っています。
でも、日報を有意義に活用できていない会社が結構多いのも事実。
皆さんの会社では、日報を有効活用できているでしょうか?