鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3701回】 若い頃に素晴らしい思想に触れる大切さ

2021年02月16日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、今も仕事が大好きで、

毎日、楽しく働かせていただいております。

 

ガチで「趣味:仕事」です。

 

こういう価値観になったのはなぜかなぁ、と思い返すと、

やはり最初に勤めさせていただいた会社の社長の思想に、

心から共感できたからだと思います。

 

「工務店様の繁栄なくして、販売店様の繁栄なし

販売店様の繁栄なくして、トステムの繁栄なし」

 

という言葉が社内用語としてよく使われていたのですが、

この言葉に、私自身は本当に共感したのです。

 

お客様の満足度を高めることが、

自分たちの繁栄につながる。

 

だから、お客様に喜んでいただけるような仕事をすることを

自分はやっていけば良いんだ、と納得できたのです。

 

「お客様の満足度向上=自社の売上拡大」

ということが、腑に落ちたのです。

 

これが、

 

「お客様の満足度向上=自社の利益損失」

 

というような価値観を植え付けられていたとすれば、

おそらく仕事に対する考え方は変わっていたと思います。

 

この潮田健次郎さんの教えに共感した私は、

とにかく地域密着型の良い家をつくっている工務店様の繁栄のために、

自分自身、仕事をしていこう、と思えたのです。

 

そして工務店様の業績が良くなるための情報収集を

若いながらにコツコツやっていきました。

 

読書に目覚め、ビジネス書を読んで学ぶ。

 

東洋経済や週刊ダイヤモンド、ビッグトゥモローといった、

ビジネス系の雑誌を定期購読する。

 

ビジネス系のビデオの貸し出しを当時の北海道支店でやっていたのですが、

そのビデオを借りまくって勉強する。

 

そんなことを繰り返しながら、

自分の担当のお客様にいろんな提案をしたり、

勉強会の企画をして開催したりしていました。

 

メーカーの営業マンをやりながら、

今の仕事のようなことをやっていたのです。

 

結果、仕事が大好きになりました。

 

若い頃に、素晴らしい思想に触れることで、

仕事に対する考え方・価値観が変わる。

 

だからこそ、クライアント様の未来ある若手スタッフさんに、

いろんな思想・考え方に触れていただこうと思います。

 

そして今更ながら、自分は何て良い会社、

何て良い経営者の下で仕事が出来たのだろう、

と感謝の気持ちでいっぱいです。


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