鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3633回】 お客様にとって分かりやすいか?

2020年12月10日 | 住宅コンサルタントとして

ひと昔前、人は欲しい情報があっても、

すぐには手に入りませんでした。

 

大抵は本屋さんに行って本を買って調べるとか、

百科事典で調べるなどといった、

今と比較すると非効率で時間がかかる手段しか無かった。

 

ところが今は、ネットでリアルタイムで欲しい情報を入手できますし、

インスタでは欲しい情報を写真や動画で即、入手できる時代です。

 

この時代の変化をどこまで経営者が理解できているかが、

住宅会社の今後の業績を決めるでしょう。

 

結論から言うと、お客様が知りたいことを即答できないと、

お客様から相手にされないという時代になった訳です。

 

「こういう家を建てたいのですが、いくらくらいですか?」

「ちょっと積算してみないと・・・」

 

というやり取りがNGなのです。

 

「注文住宅だから何でもできます」

 

と言っているのは、メニューの無い料理店と同じ。

 

お客様に分かりやすいパッケージを提示し、

その仕様や性能、価格、保証などが一目でわかる環境をつくり、

お客様に提示できるようにしておく。

 

それでお客様は、他社と比較できるようになるのですが、

大抵の住宅会社がそうなってはいないので、

分かりやすい会社に本格的に相談したくなるのです。

 

弊社のクライアント様で、

お客様とってに分かりやすい商品をつくられた会社さんに

先日、お伺いしておりましたが、

その商品を発表した後、劇的に業績が上がっていました。

 

12月も受注ラッシュだそうです。

 

お客様にとって分かりやすい環境を

皆さんの会社はつくることができているでしょうか?


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