ひと昔前、人は欲しい情報があっても、
すぐには手に入りませんでした。
大抵は本屋さんに行って本を買って調べるとか、
百科事典で調べるなどといった、
今と比較すると非効率で時間がかかる手段しか無かった。
ところが今は、ネットでリアルタイムで欲しい情報を入手できますし、
インスタでは欲しい情報を写真や動画で即、入手できる時代です。
この時代の変化をどこまで経営者が理解できているかが、
住宅会社の今後の業績を決めるでしょう。
結論から言うと、お客様が知りたいことを即答できないと、
お客様から相手にされないという時代になった訳です。
「こういう家を建てたいのですが、いくらくらいですか?」
「ちょっと積算してみないと・・・」
というやり取りがNGなのです。
「注文住宅だから何でもできます」
と言っているのは、メニューの無い料理店と同じ。
お客様に分かりやすいパッケージを提示し、
その仕様や性能、価格、保証などが一目でわかる環境をつくり、
お客様に提示できるようにしておく。
それでお客様は、他社と比較できるようになるのですが、
大抵の住宅会社がそうなってはいないので、
分かりやすい会社に本格的に相談したくなるのです。
弊社のクライアント様で、
お客様とってに分かりやすい商品をつくられた会社さんに
先日、お伺いしておりましたが、
その商品を発表した後、劇的に業績が上がっていました。
12月も受注ラッシュだそうです。
お客様にとって分かりやすい環境を
皆さんの会社はつくることができているでしょうか?