個人的に好きな建築家が、
中山眞琴さんと谷尻誠さん、そして安藤忠雄さんです。
安藤さんの建築物はそれなりに見に行ったのですが、
今年は中山さんと谷尻さんの建築物を
可能な限り見に行こうと思っています。
ということで、この週末は東京都内で、
谷尻さんのオフィスが手がけた建物やショップを見たり、
ベンチマークしている住宅会社の施設を視察したりと、
炎天下の中、ガッツリといろんなものを見てきました。
いつも思っていることですが、
才能やセンスというものが無い人間は、
量でカバーするしかない。
インプットの量だけは、とにかくこだわる。
私の場合、平日はありがたいことに
クライアント様をお伺いさせていただく予定が
一年間、詰まっているので、
土日祝しかありません。
なので今年も12月まで、
年末年始はどのエリアの調査に行くのか、
ということも予定を立てています。
(本当は、この週末は、
栃木の佐野のラーメン店に行きたかったのですが、
住宅会社視察を早急にしたいので、変更しました)
まずは谷尻さんが手がけたカフェ2店に行きましたが、
本当にどこも満席で、うち1店は店外に行列が・・・。
そしてアパレルショップと雑貨屋さんも見たのですが、
全てが繁盛していました。
何を売っているのか、ということはもちろん重要ですが、
空間を通してその店の世界観が表現されていたり、
とにかく居心地が良くて洗練された空間は、
女性を引き寄せるのだなぁ、と実感できました。
そしてベンチマークしている住宅会社の新施設。
何と何を組み合わせると、
どういう客層が来店して下さるのか?
オペレーションを効率的に回すために、
どういう接客デザインにすれば良いのか?
こうしたことが、とても勉強になりました。
こうしてインプットしたことを
各クライアント様の現状に合わせ、
ご提案することが私の仕事の一部です。
机上でどれだけ考えていても、
正解は見つかりません。
いろんなところに赴き、
人が集まるところのデザインや動線、空間をひたすらインプットし、
その中で法則を見出す。
そこが自分の生命線なので、
いたすらインプットをとにかくやり続けたいと思います。