鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3591回】 指示は明確に出す

2020年10月29日 | 住宅コンサルタントとして

「ウチの社員は本当に気が利かなくて・・・」

「最近の若い社員は、機転が利かなくて・・・」

 

という経営者や幹部の方がおられます。

 

でもよくよく見ていると、

そういう方に限って、部下への指示の出し方が、

非常に中途半端というか、明確ではなかったりします。

 

すなわち、気が利かないのは、

部下ではなく上司側にあったりするのです。

 

私自身、これまでいろんな上司や先輩の下で

仕事をさせていただきました。

 

すると、どういう上司の下だと仕事がしやすくて

逆にどういう上司だと仕事がやりにくいか、

自分の経験の中で理解できるようになりました。

 

ついていこうと思う上司とは、

 

・指示内容が分かりやすい

・5W2Hが具体的

・特に納期を明確に示してくれる

・なぜ、この業務をやるべきか、ということも明確

・自分よりも部下に花を持たせる

 

という感じでしょうか。

 

やりにくかったのは、

ナルシストの上司で、

自分が主役で、全て手柄を持っていこうとする人。

 

そして5W2Hが非常にあいまいで、

何が言いたいのか、よくわからない人でした。

 

「今どきの若い人は・・・」

 

という前に、己の襟を正したいものですね。


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