長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

蝦夷鹿がやってきた!

2008-05-12 06:26:44 | Weblog
昨日蕎麦をうっていたら、店の前に車がとまった。
そして、懐かしい人たちが笑顔で降りてきた。「山田さん一家」だ。
山田さんとは、山仲間。これまで、時々、山菜とか茸の季節になると、
山にいって、遊んだ。このグループは、多士済々の健啖家があまたいて、
それぞれが、自慢の調味料、道具、食材、酒、同じ寸法のおりたたみテーブル
を山に持ち込んで、その山でまたきのこや山菜をとって、夜は雨が降っても
ブルーシートで屋根をつくって、野外で食事をする、という仲間たち。
「この会に、蕎麦打ちがくると、いいね」という声があがった時、ぼくに
白羽の矢が飛んできて、よろこんで参加するようになった。
その日にとれた山菜のてんぷらなんかで1杯やりまがら、満天の星の下で、
川からくんできた清流で蕎麦をゆでて、食べる・・・そんな贅沢な修行を
させてもらった会だ。

そして、鉄砲名人の山田さんからは、鹿が時々おくられてきて、
そのお礼に蕎麦をおくる、という、原始的物物交換が、ならわしになっている。
昨日も蝦夷鹿や、無農薬の野菜たちが、たくさんやてきた。
彼らと話をしていると、「これからの生活」とか「天真庵のあした」
が見えてくる。

今日発売の「オズマガジン」(カフェでひとやすみ)に、天真庵が大きく紹介されています。「長屋茶房・天真庵」のHPに、本日写真をアップする予定。