長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

繋がった。

2009-08-04 06:07:38 | Weblog
久しぶりにPCが接続され、ネットが繋がった。
毎日当たり前のように、ネットで繋がっていたり、
携帯で繋がっていたりするような今。
でも世界中と「繋がっているつもり」でいても、いざ病気に
なったり、いろいろ困ったときに、かけつけてくれる人が誰もいない、
というような人が多いのではなかろうか?

小さな家に引越してきて、3日になる。
荷物は半分以上捨てて、まるで
永年の宿便がとれたようにすっきりしている。昨日は名刺の整理をした。
8割くらい、捨てた。
毎年くる年賀状も、半分は知らない人だし、残りのい半分の9割くらいは、
会社関係の、「ただ印刷しただけのもの」。
名刺も、普段から公私の別なくつきあっている人は必要がない。
親友が2人、家族ぐるみで付き合うのが、2組・・・
そのくらいがちょうどいいような気がする今日このごろ。
「簡素でゆっくり」というのが、日本人にはあってるような気がする。

明日は「かっぽれ」。ばかに「なりきる」ことができるのがかっぽれ。
深川をやっている。お坊さんが吉原に遊びにいくものがたり。
お坊さんも、生身の人間だし、女をほしくなるといがある。
仕事をするときも、遊ぶときも、一所懸命がよろし。
そこが、半端だと、仕事も遊びも、おもしろくない。
「元気がないときも元気になる方法」
そんなものを、もっているか、いないかで、人生は大きくかわってくる。
「繋がっていない世界」に、案外多いような気がする。