昨日は普段しないことをずいぶんした。
クロワッサンは食べていないけど、ひさしぶりに
たぶん20年以上前、うちの会社が秋葉原にあったころ、
すぐ近くにミスタードーナッツがあって、そこにいった以来、
押上駅前のミスタードーナッツで、オールドファッションとイチゴの
ドーナッツを買って食べた。今はセール中で、みんな100円だった。
レジで「お客さまカード?つくりますか?」みたいなこといわれた
けど、「20年に1回くらいしかこないので、いいです」と丁寧に
ことわったつもりだけど、定員さんは怪訝な顔をしていた。
午後は、いつものように表参道に煎茶のお稽古。
そろそろ、名前も決めなくてはいけないのだが、
なかなかコレっというのがない。南栄、南天、南蛮・・・
いつもは、半蔵門線の表参道で降りる。昨日はうとうと
していて、一個先の渋谷で降りた。
渋谷でおりると、炎色野(ひいろの)という器の店による。
久保さん、渡辺愛子さん、升たかさんの器などがおいて
あるのと、少し骨董もある。
前を通ると、個展をやっていた。財布を見るまでもない。
先日銀座で狩野探幽の絵を買ったので、へそくりからなんから
みんななくなった。でも財布が空というのも、脱糞した時みたいで
気持ちがいいもんだ。
炎色野の近くに「緑の店」(店の名前はしらない)がある。
ここにもよくいく。表にいきいきとした「つりばな」が
おいてあった。とてもいいのだ。秋になったら紅葉して、
実がはじき、まるで花を釣っているような表情になるので、
そういう名前がついた。「これを、つつんでください」と
頼むと、「車ですか?」といわれた。車はもっているが、
運転はしない・・・という話をすると30分はかかるので、
「電車で押上までもって帰ります」と答えた。定員さんは
「大丈夫かな?」という顔をしていた。ぼくもこころの
中では、大丈夫かな?と思っていた。だってその2mくらいある植木を
かかえて、青山通りを歩き、青山ブックセンターによって、クロワッサンを
立ち読み(プレミアムのほうに、般若君が見開きで紹介されている)、
ナチュラルハウスにいって買い物をし、煎茶の教室にいき、その後、
地下鉄にのって、押上にもどる・・・・・とてつもない大冒険のような気
がした。が、きめたら、どんな困難辛苦があってもへこたらないたちなので、
昨日は、ぶらさがった実を、見知らぬ前の人や、青山ブックセンターのレジ
の人や、地下鉄(これがいちばん、たいへんだった。)
の中の人にぶつけながら、かえっていった。
袖ふる縁もなんだけど、都会で緑とふれあう縁もまたいきな縁だ。
途中新しい紀伊国屋の前で、座って休憩をした。新しいビルは
まだまだここの景色になじんでいない。ちょうど、ぼくが座ってつり花を
たてたので、いい景色になった。借景というのがあるが、反対に貸景。
ここで、売茶翁みたいにお茶をたてるといい、とか思った。
玄関の横に「たる」にいれて飾っている。どうやって運んだか
想像するだけで、楽しい旅の気分になる。
「吾足るをしる知る」・・・たるというのはいいものだ。旅
もいいもんだ。
クロワッサンは食べていないけど、ひさしぶりに
たぶん20年以上前、うちの会社が秋葉原にあったころ、
すぐ近くにミスタードーナッツがあって、そこにいった以来、
押上駅前のミスタードーナッツで、オールドファッションとイチゴの
ドーナッツを買って食べた。今はセール中で、みんな100円だった。
レジで「お客さまカード?つくりますか?」みたいなこといわれた
けど、「20年に1回くらいしかこないので、いいです」と丁寧に
ことわったつもりだけど、定員さんは怪訝な顔をしていた。
午後は、いつものように表参道に煎茶のお稽古。
そろそろ、名前も決めなくてはいけないのだが、
なかなかコレっというのがない。南栄、南天、南蛮・・・
いつもは、半蔵門線の表参道で降りる。昨日はうとうと
していて、一個先の渋谷で降りた。
渋谷でおりると、炎色野(ひいろの)という器の店による。
久保さん、渡辺愛子さん、升たかさんの器などがおいて
あるのと、少し骨董もある。
前を通ると、個展をやっていた。財布を見るまでもない。
先日銀座で狩野探幽の絵を買ったので、へそくりからなんから
みんななくなった。でも財布が空というのも、脱糞した時みたいで
気持ちがいいもんだ。
炎色野の近くに「緑の店」(店の名前はしらない)がある。
ここにもよくいく。表にいきいきとした「つりばな」が
おいてあった。とてもいいのだ。秋になったら紅葉して、
実がはじき、まるで花を釣っているような表情になるので、
そういう名前がついた。「これを、つつんでください」と
頼むと、「車ですか?」といわれた。車はもっているが、
運転はしない・・・という話をすると30分はかかるので、
「電車で押上までもって帰ります」と答えた。定員さんは
「大丈夫かな?」という顔をしていた。ぼくもこころの
中では、大丈夫かな?と思っていた。だってその2mくらいある植木を
かかえて、青山通りを歩き、青山ブックセンターによって、クロワッサンを
立ち読み(プレミアムのほうに、般若君が見開きで紹介されている)、
ナチュラルハウスにいって買い物をし、煎茶の教室にいき、その後、
地下鉄にのって、押上にもどる・・・・・とてつもない大冒険のような気
がした。が、きめたら、どんな困難辛苦があってもへこたらないたちなので、
昨日は、ぶらさがった実を、見知らぬ前の人や、青山ブックセンターのレジ
の人や、地下鉄(これがいちばん、たいへんだった。)
の中の人にぶつけながら、かえっていった。
袖ふる縁もなんだけど、都会で緑とふれあう縁もまたいきな縁だ。
途中新しい紀伊国屋の前で、座って休憩をした。新しいビルは
まだまだここの景色になじんでいない。ちょうど、ぼくが座ってつり花を
たてたので、いい景色になった。借景というのがあるが、反対に貸景。
ここで、売茶翁みたいにお茶をたてるといい、とか思った。
玄関の横に「たる」にいれて飾っている。どうやって運んだか
想像するだけで、楽しい旅の気分になる。
「吾足るをしる知る」・・・たるというのはいいものだ。旅
もいいもんだ。