長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

お茶

2009-08-26 09:05:11 | Weblog
毎週、お茶のお稽古に表参道まで通っている。
近くには、骨董や、器や、古本屋・・・など、誘惑多い
ところがあまたあり、よく遅刻したり、そのままサボったり
することが多かった。もとい、今でも常習犯かも・・
先日、京都の「好日居」の女将から、「Oさんがきてくれはった」
という電話をもらった。織田流煎茶道をいっしょに修行している
同志だ。京都とお茶が大好きな好青年で、一昨年に父になった。

「お茶を飲む」というのは、なんでもない日常茶飯。反対に「お茶会」
となると、凛然とした空気や非日常の世界に誘われる。
理想をいえば、両者が会い重なって、日常の中にお茶があり、
そのお茶を飲む瞬間瞬間に、凛とした刹那を楽しむ、そんな
ことができないだろうか、と常々考えたりすることがある。

昔から禅林の世界で言われてきた「喫茶去」。
30日のお茶会は、そんな世界をそれぞれ体感できたら、いい。
好日居・・・・日々好日・・・・今日もまた新しい1日、好い1日。
そんな繰り返し。

昨日の夕方、大企業をやめて、出直しをやる、とう女性が
お茶を飲みにきた。コーヒーではなく、煎茶を。
青木木米風の久保さんの急須で、京都の煎茶を入れてみた。
9月1日から、ギャラリー雲母で、久保さんの陶展がある。
今回は、新作の急須がたくさん生まれたみたいだ。