長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

休み

2009-08-06 09:10:01 | Weblog
昨日は、エアコンのない2階でかっぽれをやった。
浴衣がスポンジのように、汗を吸ってくれた。
暑いときに、汗をかく、というのは自然でいいものだ。
踊ったあとのビールのうまいこと、うまいこと。
のどの奥がグビグビと鳴る。

今日はこれから、近所で取り壊される家に、いってくる。
「古い家具をひきとってください」とのこと。
今回のい引越しで、つくづく思ったのは、器にしても家具にしても
「魂がこもっていて、育てがいのあるもの」だけが、身近においていて
気持ちがいい、ということ。大量生産されるような、どこでもあるようなもの、
は、どうもこれからの時代には、時代おくれになるように思う。

この界隈の人たちの家が取り壊す時は、よく昔の木でできた茶箱なんかがでてくる。いろいろなものが収納できるし、茶ごころみたいなもんがあっていい。
「昭和は遠くになりにけり」だけど、ぼくたちは、永劫、日本人でいきたいものだ、とつくづく思う今日このごろ。