昨日は順受の会の忘年会。22年目になる「論語の会」。伊勢からも
お客様がこられ、にぎやかか忘年会になった。20余年前には、壮年だった先生も
高齢になり、年末恒例の「楓橋夜泊」を元気に吟じていただいた。いいもんだ。
天真庵ではいくつもの「寺子屋講座」があるけど、この会と、書の会は、「読み書きそろばん」
のそろばんぬきだけど、大事な柱のような存在である。申年の最後に「三番叟」でもやってくれるのがいないか
と思ったりしたけど、三輪福さんでもいたらきっとそうなるに違いなかったけど、しめは「楓橋夜泊」を
ダメ中のサンバカトリオのふたりの女子が、なんと中国語でそれを吟じた。壁に飾った寒山拾得も
喜んだに違いない。
来年は「酔香」の主人といっしょに、立命館大学 寮歌をうたってみるか。
- 1.夕月淡く梨花(りか)白く 春宵(しゅんしょう)花の香(か)をこめて
都塵治(とじんおさ)まる一時(ひととき)や 眉(まゆ)若き子等相集(らあいつど)い
希望の光を一(いつ)にして
厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり 厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり - 2.柴扉(さいひ)を排せば暁に 君は川流(せんりゅう)我は薪(まき)
他郷憂(たきょうう)しと云うなかれ 椎(しい)の葉蔭(かげ)に相倚りて
手をとり友と語らえば
春は四年に尽きぬべし 春は四年に尽きぬべし - 3.秋陽落ちて野は寒く たどる帰り路(じ)暗くとも
我待つ寮の灯(ひ)は赤く 朔風(さくふう)天にどよむとも
来(く)る日思えばあかあかと
希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や 希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や - 4.学びの道は遠けれど 暮るるに早き春の日や
春風秋雨巡(めぐ)り来て 今此の丘を去らんとす
ああ我が友よ我が丘よ
いつかえりみん想い出ぞ いつかえりみん想い出ぞ
今日は「書の会」の忘年会。この会は、外で忘年会をやるのがならわしなので、本日は17時閉店。
明日は「満つまめの会」夜は「おんなかっぽれ」。