長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

じょうきげん

2008-02-17 07:34:00 | Weblog
先日、「じょうきげん」になった。
ぼくの大好きな日本酒、「上喜元」の佐藤社長が、杉浦さんと
蕎麦を食べにきてくれた。

その後に、久保さんから新作の黄瀬戸や志野のお皿が届いたので、
またじょうきげんになった。
佐藤さんにも話をしたが、5年くらい前に、レイチャルという、
すこぶる美人で、酒好きなアメリカ人が、よく渋谷のギャラリーに
きていた。久保さんの個展の時に、志野のぐいのみを買ってくれ、
その勢いで近くの「はがくれ」で飲んだことがある。

「このぐいのみでどんなお酒を飲むの?」と日本語で質問したら、
レイチェルが、「私の部屋の冷蔵庫の野菜室には、いつも上喜元の
純米がはいっています」と答えた。

夜は、女性が9人集まって、男子禁制の不思議な蕎麦会をやった。
いつか話した「与謝野晶子」が友だちの「初夜?」の日におくった
うたを紡いだ大島に、こめられた「おんなこころ」を語る会。
多士済々な女性たちが、「上喜元」を飲むにつれ、饒舌になり、想像力
がふえ、艶冶な話になった「現場」を、お伝えできないのが残念なくらい、
色っぽい話や、文学的にも価値のある話がでた。

「おいしいものを食べる」よりも、こんな会こそ、「おいしく食べる(飲む)」
の極みだと思う。誰がいっただどうだではないのだ。
このオブジェも、昨日の宴の「艶と縁」を演出していた。

ものはものをよび、ものは人を集め、人は人をよぶ。感謝。

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