昨日は「気骨の鮨会」だった。
奇しくも、小浜さんとアベヤンも「すきやばし次郎」で会食をしながらボリボリ
やってたということが今朝の新聞の一面だった。うちはさしずめ「十間橋太郎」。
昨日は尊敬するH太郎先輩が熊本からこられた。すきやばし太郎でも
「農」の話がでたらしいが、これからの日本は「農」がとても大事だと思う。
太郎さんのテーマの中心も「農」と「芸術」。花も天真庵で熱心に勉強された。
昨日の鮨の「ねた」は、築地から調達した点では、小浜さんたちと同じ。
こちらは、アイガモ農法でつくった米をすし飯にし、遺伝子組み換えのない大豆
でつくった醤油を使ってすしを楽しんだ。TPPとかいう冠をつけて、いろいろ難しい
ものが日本に大量に入ってきたら、農家も大変だけど、ぼくらの体の中も大変な
ことになりそうだ。日本の和食が、せっかく世界で認められる時代になったけど、
ハリボテみたいなものばかりで、しかも内容がそんな具合では、具合が悪いし、
気分が悪い。お米の一粒一粒、大豆の一粒一粒に命があり、その命をいただいて
ぼくたちの命が紡がれている。粒々皆辛苦に感謝しながら生かされている命を
大事にしたいものだ。
今日も「十間橋太郎」。
明日は「ダメから始める中国語」
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