長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

これ何?

2008-05-17 06:29:27 | Weblog
天真の入り口の引き戸の取っ手に、とっても素敵なほどこしがある。
角居君がつくってくれたもの。毎年般若君と金沢の浅野川画廊で
コラボレーションをしている。
今回は、水差しの蓋をお願いしたら、「最初から久保さんとコレボした」
みたいな、素敵なものが里帰りしてきた。器は、久保さんが焼いた「古瀬戸風」
の器。お茶の葉を計るときに使う「茶合」(さごう)も、3枚つくってくれた。
これは、細工が繊細で、写真では伝えにくいけど、これまで煎茶の歴史上では、
たぶんだれもやっていないくらい、斬新なもの。とくに、アボリ人が残した
「泉」みたいな文様は、清風というかお茶の清らかさを表現していて、いい。

今日は夕方「もにじん」のライブ。昨日ギターのじんじんさんが最後の打ち合わせ
にきた。チラシができる前に満席になったけど、その人たちには「何時から始まる
」といわなかったらしい。その後、何人かから問い合わせがあった。

「今日のライブは19時半からです」という声が伝わってほしい。
残念ながら、当日券はありません。感謝。

煎茶のお稽古

2008-05-16 07:12:48 | Weblog
昨日は煎茶のお稽古だった。
毎週木曜日は、表参道ヒルズの裏にある茶室で、お稽古をやっている。
もともとは、表参道ヒルズのとこ、つまり、「同潤会アパート」
の中でやっていた。もともと、同潤会アパートは、人人がいかに快適に
共同生活できるるか、をテーマに開発されたものだ。
その延長に、「マンション」があるんだろうけど・・・街の景観を壊す
だけでなく、人の心も壊している、ような気がする。
上池袋に住んでいたときも、マンションラッシュによって、街の変化に
翻弄されてきたけど、最近、押上界隈も、マンションラッシュの様相。

でも最近、煎茶をやりたい、という若い人が増えてきている。
(もともと、分母が少ないけど)
古人がせっかく伝えてきてくれた文化なので、大切にしたいと思う。

お豆の旅 ぱーと3

2008-05-15 08:51:49 | Weblog
今日は休み。
近くの河川敷を一時間くらい走った。かなり疲労感が残るけど、
ここで布団に入ると、休みが半分消失するので、ふんばってPC
に向かっている。

昨日の閉店直後、この二人がやってきた。林君とけいちゃん。
今日からふたりで、ポルトガルに出発。餞別に「ほぼブラジル」
をあげた。「向こうでエスプレッソで飲むとどうなるか、メールくれ」と
宿題。林君は、「長屋茶房プロジェクト」で大活躍してくれて、その時に
知り合った彼女と、この春結婚した。
今回のポルトガルは、その前からきまっていた個展が目的。
いろいろな意味で、彼らの「原点」を探る旅でもある。
二人のこれからの航海に幸多からんことを・・アーメン!

名前も知らないあなたとわたし・・・なのに不思議ね、胸がときめく

2008-05-14 07:43:33 | Weblog
・・・そんな歌が大学だったころ(昭和50年くらい)に流行した。
シクラメンの香り、とか、もめんのハンカチーフなんかが、大ヒットしていた時代なので、ほとんどの人が知らないと思う。もしかしたら、京都界隈だけで歌われていた
歌かもしれない・・・

どうでもいいけど、昨日は、名前も知らない人が、ぼくの焙煎した豆を、NYに
持ち帰ってくれた。「五番街のマリー」ではないけど、彼女の住むマンションの
近くに、マリーではなく「ミッチ」という友だちがいるので、無礼を承知で、
ほぼブラジルを届けてもらうお願いをしたら、快諾してくれた。感謝。

「ミッチ」は、日米陶芸コンテストを、つくった女性で、ギャラリーを始めた
ばかりの頃、セントラルパークの近くのバーで知り合った。
「日米陶芸コンテスト」も、今年で11回になる。
今日か明日にも、「長屋茶房・天真庵」に、募集要項を掲載する予定。
「われ」と思わんものは、作品をどうぞ。最優秀賞は、東京ーNYの往復チケット


この写真は「ありし日のツインタワー」。初めてNYにいって、泊まった朝に
ジョッギングしながら、撮ったもの。


お豆の旅・・今日パリとNYへいってきます!

2008-05-13 06:47:53 | Weblog
京都の祇園の料理屋・北郎に、そんな名前のお土産がある。
藤山寛美さんがつけた名前。湯葉や、山椒などを使った佃煮だけど、
「京都の底力」を感じる食べ物。

今日は、成田から「お豆の旅」(正確には、コーヒー豆の旅)がふたつある。
ひとつは、近くの「和ぶ庵?」に住む後藤君がパリの「カンヌ映画祭」
にいくので、友だちに「ホボブラジル」を持っていくことになった。

もうひとつは、今日NYへ変えるお客さまが、朝「ホボブラジル」と
「モカイルガチェフ」をとりにこられる。焙煎したてのコーヒー豆は、麻薬
みたいな香りがするので、空港で麻薬検査犬?にほえられないかしらん?

と、いうわけでこれから、焙煎をしにいく。

夕方は「英語で蕎麦会」
「英語で説明しながら、蕎麦打ちをやる」と思っている人が多い。
違う。お酒を飲みながら、英会話をして、最後に蕎麦を食べる会。



蝦夷鹿がやってきた!

2008-05-12 06:26:44 | Weblog
昨日蕎麦をうっていたら、店の前に車がとまった。
そして、懐かしい人たちが笑顔で降りてきた。「山田さん一家」だ。
山田さんとは、山仲間。これまで、時々、山菜とか茸の季節になると、
山にいって、遊んだ。このグループは、多士済々の健啖家があまたいて、
それぞれが、自慢の調味料、道具、食材、酒、同じ寸法のおりたたみテーブル
を山に持ち込んで、その山でまたきのこや山菜をとって、夜は雨が降っても
ブルーシートで屋根をつくって、野外で食事をする、という仲間たち。
「この会に、蕎麦打ちがくると、いいね」という声があがった時、ぼくに
白羽の矢が飛んできて、よろこんで参加するようになった。
その日にとれた山菜のてんぷらなんかで1杯やりまがら、満天の星の下で、
川からくんできた清流で蕎麦をゆでて、食べる・・・そんな贅沢な修行を
させてもらった会だ。

そして、鉄砲名人の山田さんからは、鹿が時々おくられてきて、
そのお礼に蕎麦をおくる、という、原始的物物交換が、ならわしになっている。
昨日も蝦夷鹿や、無農薬の野菜たちが、たくさんやてきた。
彼らと話をしていると、「これからの生活」とか「天真庵のあした」
が見えてくる。

今日発売の「オズマガジン」(カフェでひとやすみ)に、天真庵が大きく紹介されています。「長屋茶房・天真庵」のHPに、本日写真をアップする予定。

これが、やってきたピアノ

2008-05-11 07:51:58 | Weblog
ちょうど、昨日のお昼前に雨が小雨になった時に、お店の前に
ピアノがやってきた。若いおにいちゃんたちが3人で、お店に運んで
くれた。中に入っている紙に、昭和35年に生まれたことが書かれてあった。
彼らよりも前に、この世に産声?をあげている。

昭和20年につくられた空間と、古色蒼然とした感じが、とても
いい風合いで、波動があったみたい。

これから、どんな人たちが、このピアノを奏でてくれるか、とても
楽しみだ。

母の日の前に、素敵なおかあさまのピアノをプレゼントされた。
感謝・庵主拝

クラリネット

2008-05-10 07:30:47 | Weblog
天真庵には、よく楽器をもって遊びに来る人がいる。
(カメラを持ってやってくる人も多いけど・・・)
6月は、ピアノとバイオリンのコンサートをやるので、
昨日、バイオリンさんが、案内をもってきた。が、残念ながら
もう満席状態。彼女の楽器は、イタリアのガリアーノという名器。

夕方にはN響のクラリさんが、いつものように練習後に、やってきた。
いつもぶらさげている黒いカバンの中をあけてもらうと、二種類の
クラリネットがでてきた。篠笛と同じで、長さで音を調整するらしい。

今日はピアノが届く。いろいろな意味で、天真庵という空間に、
新しい風がふいてきそうな気がする。


もにじん

2008-05-09 06:55:32 | Weblog
来週の土曜日17日に「もにじん」のライブがある。
企画をして、案内をつくった時には、すでに満席になってしまって、
それ以降電話をかけてきたファンのかたたちには、おことわりした。
こんな内容。ギターの長澤さんは近くに住んでいて、よくお店に遊びに
こられる。

ブラジル音楽からビートルズまで、様々なジャンルの音楽をクロマティックハーモニカとギターで奏でます。

出演:『もにじん』
    matsumonica(chromatic harmonica)
   長澤紀仁(guitar)

料金:\4,000(香の物、お酒[ノンアルコールでも可]、そば米雑炊、蕎麦+ライブチャージが含まれます)


かっぽれ

2008-05-08 08:21:36 | Weblog
生まれて初めてかっぽれをやった。
見るとするとは大違い。どうせやるなら踊らにゃ、そん、そん・・

ままよ・きんたま・おとこのこ
よろしく、3時間も踊っていた。
いっしょにやり始めたIさんとは、以前篠笛デビューもやった中。
汗びっしょりになって「かっぽれの初舞台は、いつしましょうか?」
といったら、先生があきれていた。
でも、日本人のDNAを振るわせるリズムだ。
今朝散歩しながら、復習をしていたら、街ゆく人が奇怪な目つきで
すれ違っていった。DNAも大切だけど、TPOも大事。

今日は、「煎茶のお稽古日」。
その前に炎色野によってみよう。今、「ぐいのみ展」をやっている。
久保さん、升さん、愛子ちゃん・・天真庵ゆかりの作家ものが、
並んでいるはず。
そろそろ「まいぐいのみを」と思っている人必見!