２４本骨の洋傘

普通、傘の骨は何本あるかご存知ですか。

折り畳み傘なら６本か８本。
普通の洋傘なら、たいていは８本。
中には、１２本、１６本と言うものもないことはない。

一方、和傘は３０本、４８本は当たり前、７０本くらいのものもあるらしい。

古来の製法による和傘は竹の骨に和紙の傘布。
洋傘とは材質の違いもさることながら、折りたたみ方が違う。

和傘は閉じたときに骨が外に来て傘布は中に折りたたまれる。
洋傘は、閉じると骨がないかは言って傘布が周りにくる。

これは和傘が、骨の本数が多く、骨と骨の間が狭い、
したがって、骨間の傘布の幅も狭いため、内側に折りたたまれることになる。

一方、洋傘は骨と骨の間が広く、布幅も広いため、中には折りたためない。

と、ここまでうんちくを述べておいたところで、本題の２４本傘。

たまたまＡｍａｚｏｎで見かけ、いくつかブランドがあるようだが、
傘布の表と裏の色が違っているところと、その値引き率に惹かれて、
コンポジットの製品を購入してしまった。

同じような傘を「和服の似合う和傘」と書いてあるサイトもある。

しかし、最初に書いたような和傘の傘布の特徴からいうと、
これは洋傘と言っていいんじゃないでしょうか。

まだ届いたばかりで、使ってないが、なかなかおしゃれだ。
ケースが付いていて、肩にかけて持ち運ぶことができる。

うふふふ。