DUNE デューン 砂の惑星 PART 2。ユナイテッドシネマ豊洲。12番スクリーン。
2024/3/22と公開から1週間しか経たないのに、豊洲で最もキャパの少ない12番スクリーン。
4DXがあるとはいえ、客の入りはいまいちだったみたいだ。
続編。
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ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、ハビエル・バルデム、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、
ディブ・パウティスタ、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ、ステラン・ステルスガルド。
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前作では、惑星カラダンから、秘薬のスパイスの取れる砂漠の惑星アラキスに国替えになった
アトレイデス公爵家は、皇帝の陰謀でハルコンネン男爵勢によって謀殺される。
母ジェシカと息子ポールは逃亡し、アラキスに住む砂漠の民フレメンと合流し、帝国撃破を誓う。
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本作はその続き。
フレメンのリーダー、スティルガー(ハビエル・バルデム)に外界から来た救世主であると信じられた
ポール(ティモシー・シャラメ)はフレメンにはスパイと疑われ、女戦士チャニ(ゼンデイヤ)と恋仲になるが、
心底信じられてはいない。
ハルコンネン男爵(ステラン・ステルスガルド)の息子の一人、ラッパーン(デイブ・バウティスタ)の軍勢は、
フレメンの奇襲に遭い、スパイス収穫がままならない。
ポールは、自身が帝国のスパイではないことを示すため、ハルコンネンを叩くが、いまいち信用されない。
ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)はフレメン全体にポールを信じさせるため、教母になることを決意する。
ポールは自分は救世主ではないと言い張るが、悉く預言書の示す現象を引き起こし、
チャニの反対にもかかわらず、だんだんと祭り上げられていく。
そして、ついに帝国とハルコンネン男爵に復讐を果たすため、アラキスの民を率いて帝国との対決を決意する。
ハルコンネンの失態に業を煮やした皇帝(クリストファー・ウォーケン)をアラキス視察の際に
捕えて服従させ、ハルコンネンへの復讐を成し遂げる。
但し、皇帝の命を助ける代わりに皇女イルラン(フローレンス・ビュー)を娶ると宣言。
帝国かの領家軍との戦いを決意するところで物語は終わり、次回作への期待が高まる。
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次回作があるのかどうかは不明だが、何度も失敗している作であるため、先行きは大いに不安。
ともあれ、どこまで実写かミニチュアかCGかわからないけど、とにかくすごいビジュアル。
新しいんだか古いんだかよくわからない文化や火器や戦法、戦術が展開し、展開を追うのが大変かも。
尺の問題があるだろうけど、丁寧に描いたら3部作だとしても、とても3時間では納まらないであろうから、
途中経過が端折られるのはしょうがないにしても、場面転換などが唐突で、「あれ、いつの間に?」
というシーンはいくつもあった。
人物相関が複雑で政治的、策略的な絡みも多いので、鑑賞前に前作のおさらいは必須ともいえる。
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PART3があったら絶対観る。
配給会社のチラシは入手しておらず、入手していたシネコン版チラシをアップした。
ところが、10スクリーンをもつ地元のシネコンでも、割と小さいサイズで放映しました。なんとも。
砂虫は砂を栄養源としますから水がダメで、人間が理想とする水の惑星の緑化は砂虫を絶滅に追い込みます。
第3作を創るらしいですが、どんな展開になるのでしょうか・・・
原作に忠実なのかもしれませんが、もう少し見た目近未来的な方が映えるかもしれません。
(と思って作られたのがスターウォーズ・シリーズだったりして、というのは私の妄想)
ともあれ、3作目は絶対観ます。