ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

ひな人形と内裏雛

2012-03-03 11:51:55 | 地域・コミュニティ
ひな人形を飾りました。

内裏雛のみのいわゆる親王飾りです。

**

ひな人形。

もともと雛(ひな)は子供、小さいものの意味ですから、
雛飾りに飾られる人形全部がひな人形です。

三人官女も五人囃子(ごにんばやし)も随身(隋臣=ずいじん、衛士=えじ)も
従者(仕丁=じちょう)もひな人形。
したがって内裏雛のうちの女雛だけをお雛様というのは間違い。

**

内裏雛。

雛飾りの最上段に飾られる男雛、女雛一対のひな人形を言う。
天皇皇后を象徴しているとも言われ、親王様、ともいう。

トップ写真のように内裏雛だけを飾る飾り方を親王飾りともいう。

いずれにせよ、内裏雛は男女一対の人形であって、
男雛をお内裏様というのは間違い。

**

童謡「たのしいひなまつり」では、二番の歌詞に
「おだいりさまにおひなさま、ふたりならんですましがお」とあり、
これが男雛=お内裏様、女雛=お雛様と取れるが、
上記のように明らかな間違い。



同様の間違いは例えば、「こいのぼり」にもあって、
歌詞では
「おおきいまごいは おとうさん」
「ちいさいひごひは こどもたち」
とあるが、鯉は子供たちの象徴なので、
おおきいまごいはおとうさんではありません。

もともとこいのぼりの鯉は滝を登って成長し龍になるわけで、
その鯉の滝登りがいつしか大空を泳ぐこいのぼりになったわけで
もし大きいまごいがお父さんだとすれば、滝登りに失敗し
龍になれなかったことになります。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー、201... | トップ | JLPGA、ダイキン・オーキッド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

地域・コミュニティ」カテゴリの最新記事